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『New ポケモンスナップ』先行試遊レポート。22年ぶりの完全新作、200以上のポケモンのベストショットを狙え!

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発売までとうとう2週間となった『New ポケモンスナップ』。前作のNINTENDO64版から約22年ぶりの完全新作ということで、期待しているプレイヤーも多いことだろう。

かくいう筆者もそのひとり。『ポケモン』シリーズが小さな頃から大好きだった筆者は、前作『ポケモンスナップ』も大いに楽しませてもらった。

そんな筆者は、先日、ポケモン社で開催されたメディア向け『New ポケモンスナップ』試遊会に参加することができ、幸運にも本作をひと足先にプレイする機会を得た。

そこでこの記事では、『New ポケモンスナップ』がどのようなゲームになっているのかを改めて紹介しつつ、本作の魅力がどこにあるのか、筆者が実際にプレイした際の感想を踏まえてお伝えしたい。また、今回の試遊会ではポケモン社のオフィスを一部見学できたため、そちらもあわせてご紹介する。

ポケモン社のオフィス探検。前よりグッズが増えてる……!!

まずはプレイレポの前に、ちょっとだけポケモン社のオフィス内をご紹介。

上記写真はオフィスの通路の様子で、たくさんのぬいぐるみなどのポケモングッズが壁際にずらりと飾られている。撮影していた筆者の気分は、まさにリアル『ポケモンスナップ』。

おなじみの 「ピカチュウ」 はもちろん、『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場したガラル地方に生息するポケモンたちや、「劇場版ポケットモンスター ココ」 に登場した幻のポケモン 「ザルード」 のぬいぐるみも発見できた。

上記写真に写っている通路には、ねむっているイーブイたちのぬいぐるみが両脇にズラリと並べられている。イーブイたちの表情がとってもキュートで、筆者の個人的なお気に入りポイントだ。

そして、上記はアメリカ人アーティストのダニエル・アーシャム氏とのコラボで生まれた伝説のポケモン 「ミュウツー」 の彫刻作品。渋谷パルコで開催された展覧会 「Relics of Kanto Through Time」 で展示されていた作品のひとつだ。

そのほか、『スーパーマリオブラザーズ』とのコラボぬいぐるみ、「ポケモンシャツ」 のサンプルなども発見。

ポケモン社のオフィスは誰でも立ち入れるわけではないため、生で見ることは難しいとは思うが、上記の写真でポケモン好きにはたまらない空間になっていたことが少しでも伝われば幸いだ。

ちなみにポケモン社は何度か訪問させていただいているが、前に来た時からラインナップが変わっているだけでなく、ぬいぐるみの数自体も増えていた気がする。日々、アップデートされているようだ。

『New ポケモンスナップ』プレイレポート

それではいよいよ『New ポケモンスナップ』のプレイレポをお届けする。

『New ポケモンスナップ』は、1999年にNINTENDO64ソフトとして発売した『ポケモンスナップ』のゲーム性をベースにした完全新作カメラアクション。

舞台は、木々が生い茂るジャングルや広大な砂漠など、それぞれ環境が異なる島々が点在しているレンティル地方。主人公はレンティル地方で、カガミ博士からの依頼を受けて、大自然に溢れる島々を訪れ、いきいきとした野生のポケモンを写真に撮って生態を調査。ポケモンたちの野生ならではの表情やしぐさを発見しながら、自分だけのポケモンフォト図鑑を作りあげていく。

ゲームの基本の流れは、まずはエリアを選び、そのエリアのルートを巡りながら出てくるポケモンを撮影。博士に撮影した写真を見て評価してもらうという、前作『ポケモンスナップ』とほぼ同じシステムになっている。

ただし前作との違いとして、エリアによっては時間帯の異なる複数ルートが用意されている場合があり、昼間と夜間とで変化するポケモンたちの姿を観察することができる。

プレイヤーはカガミ博士が開発した調査用ポッド 「ネオワン号」 に乗り込んで、ルートを巡る。「ネオワン号」 はルートに沿って自動で動くようになっているので、プレイヤーは写真撮影に集中できる仕組みだ。

今回筆者が試遊できたのは、レンティル地方の 「フロレオ島」 「べラス島」 「コピア諸島」 そして 「ボルク島」 の4つのエリア。

このうち、筆者は前作『ポケモンスナップ』になかった水中のルートを試したいと思い、まずはコピア諸島にある 「レンティル海床」 の 「海中」 ルートにチャレンジしてみた。

「海中」 ルートは、海の中ということでコイキングやユレイドル、ホエルコ、ラブカスなど水に関係する野生のポケモンたちをたくさん見つけることができた。

現実世界の熱帯地域の海にも似た華やかな海中風景のなかで、野生のポケモンたちがどんな風に暮らしているのか、その一端を垣間見ることができる。

ポケモンを見つけたら、カメラを動かしてポケモンをフレーム内に収め、Aボタンで撮影する。

中にはひっそりと岩場に隠れているポケモンもいるため、360度しっかりと見回して、できるだけポケモンたちを見逃さないようにすることが重要だ。

また、ルートの途中でいきなりポケモン同士の縄張り争いが始まるなど、思わぬシャッターチャンスに遭遇することも。

たとえば 「ボルク島」 の 「砂漠 (昼)」 ルートでは、砂嵐に巻き込まれたサボネアを発見。急いでカメラを向けて撮影したところ、空高く舞い上がる姿が撮影できた。ポケモンの動きをよく見て、ベストタイミングで撮影すればレアな姿を写真に収めることができるはずだ。

カメラは、スティックでの操作のほか、ジャイロでも操作することができる。テレビなど画面に出力してプレイする場合にはスティック操作、Nintendo Switch本体を手に持ってプレイする場合にはジャイロ操作が合いそう。特にジャイロ操作は、本物のカメラを持って撮影しているかのような感覚でプレイできるので、個人的にはオススメ。

撮影できる枚数は72枚。登場するポケモンが多いため、筆者のように滅多やたらにシャッターを切ると、残りの撮影枚数が足りなくなってしまうので、多少の計画性は必要かもしれない。

「どうぐ」 でポケモンを誘導してベストショットを作り出せ!

普段とは違うポケモンたちの表情や行動を写真に収めるには、カメラの機能や 「どうぐ」 を使うことも重要なテクニックのひとつだ。

「サーチ」 「ふわりんご」 「イルミナオーブ」 「メロディ」 の4つが用意されていて、ストーリーを進行させることで徐々にアンロックされていく。

レンティル地方で採れる果物 「ふわりんご」 は、ポケモンたちの注意を引いたり、食べている様子を見ることができる。下記はエレザードにあげたときの様子で、見つけた瞬間にトコトコと駆け寄ってきて、美味しそうに食べているところを撮影することに成功した。

カガミ博士が開発した 「イルミナオーブ」 を使ったり、音楽を鳴らす 「メロディ」 を使えば、ポケモンたちの普段とは違った行動が撮影できることも。

そのほかにも、周囲を調査する 「サーチ」 を使えば、隠れているポケモンを簡単に見つけられる。これらのどうぐを駆使して、普段とは違ったポケモンたちの珍しい行動を撮影しよう。ちなみにどうぐの使用には回数制限はなく、一度の調査で何度でも使用できる。

レンティル地方では、ポケモンや花などが光を放つ 「イルミナ現象」 が確認されている。

イルミナ現象は先ほど紹介した 「イルミナオーブ」 を使うことで一時的に起こすことができる。野生のポケモンや光を放つ不思議な花 「クリスタフラワー」 にイルミナオーブを使うことで、何らかの変化を起こせるはずだ。

さらに通常のイルミナ現象とは異なる、特別な光を放つポケモンも存在するという。今回は出会えなかったが、この特別な光を放つポケモンが何らかの形でストーリーに関わってくることになりそうだ。

撮影した写真を博士に評価してもらおう!

調査終了後には、カガミ博士が撮影した写真に点数をつけて評価してくれる。各ポケモンにつき、ベストショットだと感じた写真を1枚選んで博士に評価をお願いしよう。

評価は 「星の数(行動の珍しさ)」 「ポーズ」 「大きさ」 「向き」 「位置」 「ほかのポケモン」 「風景」 によって変化する。

たとえば、上記の写真はエレザードが真ん中に大きく写っていることが評価されている。このほかにも、何かが起こった瞬間などベストタイミングで写真を撮影すると高得点になりやすい。

複数のポケモンを一緒に撮影したり、特別な風景を撮影することで得点がプラスされる。上記は砂嵐に巻き込まれたサボネアを撮影した写真で、正直なところ大きさや向きなどはあまり良い写真ではないが、「砂嵐に巻き込まれている」 という特徴的な風景を撮影した点が評価されて星4の珍しい写真になっている。

今回の試遊会での筆者のベストショットはエモンガを撮影したときのもの。ポーズ、大きさ、向き、位置のいずれも高く評価されている。最高にかわいいエモンガの写真が撮れて、筆者は取材中の身でありながらも、ついガッツポーズが出てしまった。

各ルートの調査を進めていくうちに、徐々にルートの調査レベルが上昇していく。調査レベルが上がると、ポケモンの新しい仕草や表情を見られるようになるとのこと。さらには伝説のポケモンや幻のポケモンに出会うこともできるようにもなるそうだ。筆者もまだ伝説のポケモンには出会えていないので、ここはとても気になるところ。

撮影したポケモンは 「ポケモンフォト図鑑」 に登録されていく。「星の数(行動の珍しさ)」 ごとに1枚ずつ記録できるので、合計4枚までフォト図鑑に登録できる。

評価の高い写真を残すもよし、好きなアングルの写真を残すもよし。写真の選別は自分だけの 「ポケモンフォト図鑑」 を作るのには欠かせない作業だ。

また、撮影した写真は 「アルバム」 に保存しておくことが可能。さらにNintendo Switch本体もしくはSDカードにも保存できるため、残しておける写真は実質的に無限だ。

『New ポケモンスナップ』に登場するポケモンの種類は200匹以上。これまでに見つかっているポケモンすべてが登場するわけではないため、必ずしも推しのポケモンが出てくるとは限らないものの、前作『ポケモンスナップ』に出てくるポケモンがおおよそ60匹ほどだったことから、およそ3倍強のポケモンが登場することに。

なお、登場するポケモンは『ポケットモンスター』シリーズごとに多少のバラツキはあるが、割と満遍なく登場するという。

各ポケモンはそれぞれいろんな表情をもっているので、200匹以上のポケモンのすべての表情を写真に収めるにはかなりの探検が必要だろう。さらに望むベストショットでポケモンフォト図鑑を埋めたり、写真の加工も楽しむとなると、実際にはかなりの時間遊べるはず。

撮影した写真を加工したりオンラインで公開しよう!

調査で撮影した写真は、フォト図鑑とは別の 「アルバム」 にも保存できる。

アルバムは撮影した写真だけでなく、自分好みに調整した写真やスタンプなどで加工した写真も保存できる。お気に入りの写真をたくさん集めて、友達に自慢するのも楽しいのではないだろうか。

ルート終了後のタイミングでは、写真の明るさやぼかし、撮影範囲、拡大縮小などを調整できる 「エクストラ撮影」 が利用できる。同調整はアルバムに保存してからは利用できないため、良い写真が撮れたら必ずルート終了後に 「エクストラ撮影」 で調整するのを忘れないようにしよう。

調整を完了してアルバム保存を完了したら、研究室のマイスペース内にある 「アルバム」 から写真加工が利用できる。この機能は前作『ポケモンスナップ』にはなかった新しい機能で、スタンプやフレームをつけたり、フィルタをかけるなどの加工を楽しめる。

スタンプ・フレーム・フィルタの種類はかなり多く、様々な加工を楽しめる。ぜひお気に入りの一枚を作ってみよう。ちなみに、筆者が加工した写真は以下。

今回の試遊会では時間の都合ですべてのフィルタ、スタンプなどを試すことはできなかったが、組み合わせ次第ではもっとユニークでオリジナリティある写真が作れるはずだ。

素敵な写真に仕上がったなら、オンラインでみんなに自分の写真を見てもらったり、逆に他の人の写真を見ることもできる。

オンラインでは気に入った写真に 「りんごメダル」 を送ることができて、このメダルを多く集めた写真は人気の写真としてピックアップされることもあるようだ。オンラインで交流して、撮影や加工の腕をどんどん磨いていこう。

※オンライン機能の利用には、「Nintendo Switch Online」 (有料) への加入が必要

試遊を終えての感想

今回ありがたいことに、発売前の『New ポケモンスナップ』をひと足お先に遊ばせてもらうことができた筆者。22年前に前作『ポケモンスナップ』をプレイしたことがあるためか、実は本作に対して 「きっと面白いに違いない」 と密かに心の中で大きな期待を寄せていた。

そして訪れた試遊会当日。1時間弱と短い体験だったが、次々と登場するポケモンたちを間近に見るなど、『New ポケモンスナップ』の世界観にどっぷりと浸かることができ、ちょっとした興奮状態に。

前作『ポケモンスナップ』よりも登場するポケモン数が多いこと、グラフィックが大幅に向上していること、撮影した写真を加工できるなど様々な新要素が追加されていることもあって、自分の抱いていた期待の何倍以上もの楽しい作品に仕上がっていたと感じている。

一見緩いキャラクターゲームのように見えるかもしれないが、実際はどうぐでポケモンの注意を引いたり、ポケモン同士のかけ合いをベストタイミングで撮影するのはそれなりに難しく、チャレンジのしがいもある。ライトゲーマーからベテランゲーマーまで楽しめるやり込み要素もバッチリ。きっと長く楽しめることだろう。

今回筆者がプレイしたのはまだ一部分のみで、まだ作中で見ていないポケモンやストーリー、イルミナ現象の謎など気になることがたくさんで、発売がとても待ち遠しい。

そんな『New ポケモンスナップ』は4月30日(金)に発売予定。価格は6,578円(税込)で、現在は家電量販店や各ECサイトなどで予約受付中だ。ファインダー越しに切り取るポケモンの世界、ぜひあなたもNintendo Switchで体験していただきたい。

ゲームソフト名 『New ポケモンスナップ』
発売・販売 株式会社ポケモン
開発 株式会社バンダイナムコスタジオ
対応機種 Nintendo Switch・Nintendo Switch Lite
発売日 2021年4月30日(金)
販売価格 6,578円(税込)
ジャンル カメラアクション
プレイ⼈数 1人
通信機能 インターネット通信対応
販売形態 パッケージ版 / ダウンロード版
対応⾔語 日本語・英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スぺイン語・韓国語・中国語 (繁体字)・中国語(簡体字)

©2021 Pokémon. ©1995-2021 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
©1999 Nintendo/HAL Laboratory, Inc.
Developed by BANDAI NAMCO Studios Inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
画面は開発中のものです。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。