NTTドコモ、「シェアパック」タイプの5GBプランを新設 1GBプランの導入はなしか

朝日新聞デジタルによると、NTTドコモは家族でパケットを分け合う、いわゆる「シェアパック」タイプの5GBの新料金プランを2016年1月29日から導入する予定であることが明らかになった。

5GBプランを導入し、1人あたりの平均料金を月5,000円以下に

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ドコモは、2016年1月29日からこの5GBのプランを新設する予定で、5分以内の通話がかけ放題となる「カケホーダイライトプラン」と組み合わせることで、1人あたりの料金を月5,000円以下に抑える方針のようだ。

現在、ドコモで一番安い家族向けプランとしては、10GBを分け合える「シェアパック10」があり、「カケホーダイプラン」を選択した場合はこちらが選べるようになっている。

だが、5分以上の通話をすると料金が発生する代わりに基本料金が安くなる「カケホーダイライトプラン」にすると「シェアパック10」が選べなくなり、最安が15GBの「シェアパック15」になっている。

データ通信をそこまで必要としないユーザーにとっては、せっかく「カケホーダイライトプラン」にして料金を抑えているのに、10GBプランの「シェアパック10」が選択できないので、必要以上に5GB多い「シェアパック15」を選ばざるを得ない状況になっていた。

今回明らかになった5GBのプラン、言うなれば「シェアパック5(仮)」が導入されることで、「カケホーダイライトプラン」+「シェアパック5(仮)」という最安の組み合わせが可能になるので、今まで「カケホーダイライトプラン」+「シェアパック15」で必要以上に高い利用料金を支払っていたユーザーの場合、月々の料金は安く抑えることができるものになる。

KDDI、Softbankが提示している個人用の1GBプランの導入はなしか

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総務省が昨年末に示した「スマートフォンの料金引き下げ」について、KDDISoftbankは個人向けの1GBプランの導入を検討しているようだが、ドコモは「減収額が大きくなる」とのことで、導入を見送るという方針であることが明らかになった。

これにより、家族で分け合う「シェアパック」プランを選択するユーザーにとっては安いプランが新設されてお得になるかもしれないが、個人で契約しているユーザーにとっては何のメリットもない「料金引き下げ」となってしまった。

結局のところ、携帯料金は安くなったのだろうか

総務省の「携帯料金引き下げ」案に対してKDDISoftbankは、ユーザーひとりひとりで適用できる低料金プランを用意している。

しかしこの報道が正しければ、ドコモは「スマホの端末料金の値上げ」や「高額キャッシュバックの廃止」をした挙句、「減収額が大きくなる」ことを理由に、低料金プランの新設は行わないということだ。また、家族で加入しないと安くならない「新低料金プラン」に何の意味があるのだろうか。

昨年の夏に総務省から見直しを求められた「2年縛り」に関しても結論は先送りとなる形で、他の二社もこれに追随する模様であるとのことだ。これは結果として、よりユーザーに負担がかかるような仕組みになっているのではないだろうか。

正直僕個人の意見としては、今回のドコモの「携帯料金値下げ」プランは、総務省の小言をただ回避しただけに過ぎないのではと思えて仕方がない。

[ via 朝日新聞デジタル ]

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