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Orbi WiFi 6 Mini レビュー | Wi-Fi 6×メッシュWi-Fi×トライバンドを実現した高性能メッシュWi-Fiルーター

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特定の部屋に行くとWi-Fiのつながりが悪い、Wi-Fiの通信速度が安定しないなど、Wi-Fiに関する 「困った」 は、メッシュWi-Fiルーターの導入で解決できることが多い。

メッシュWi-Fiルーターは、複数台のルーターを使って文字どおりメッシュ(網)のようにWi-Fiの電波を張り巡らせることで、家中のどこにいても安定した通信を可能にするというもの。

最近はテレワークの普及やおうち時間の増加により、自宅のWi-Fi環境を見直す人が多くなっていると聞く。もしメッシュWi-Fiルーターの購入を検討しているなら、NETGEARの 「Orbi WiFi 6 Mini」 を検討してみてはどうだろうか。

本製品は、Wi-Fi 6×メッシュWi-Fi×トライバンドの組み合わせを実現した高性能Wi-Fiルーター。カバー範囲も最大350平方メートルと広く、家のどこにいても快適に通信することができる。

今回、ネットギアジャパンから製品をお借りし、実際にWi-Fi環境を構築してみたところ、とても快適な通信環境を整えることができた。筆者の体験も踏まえながら、本製品の特徴や仕様について詳しくご紹介したい。

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デザイン

「Orbi WiFi 6 Mini」 は、次世代高速無線LAN規格 「Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax)」 に対応したメッシュWi-Fiルーターだ。

上記がOrbi WiFi 6 Miniの本体。本製品は本機にあたるルーターが1台と、子機にあたるサテライト1台の2台セットで構成されている。

基本的に2台でも十分な範囲をカバーできるが、カバー範囲を広げたり、特定の部屋の通信速度を速くしたい場合には、追加用のサテライトを購入して増設することも可能だ。

Wi-Fi 6に対応したメッシュルーターはサイズが大きめであることが多いのだが、本製品は筆者が見てきた製品の中では意外とコンパクトサイズなのが大きな特徴。

具体的なサイズは縦231 × 奥行71 × 幅183mmで、特に奥行があまりないことから、狭い棚の上などにも設置することが可能だ。ただし重量が862gと少し重めなので、しっかりと安定感のある棚に設置するようにしたい。

メッシュWi-Fiルーターというと、親機・子機の概念がない製品もあるが、本製品はルーター (親機) とサテライト (子機) の違いが設けられている。

表面では判別しづらいが、背面下部のポート部分を見ると一目瞭然。ルーターには一番左端に 「Internet」 と書かれた黄色のポートがあって、サテライトにはこのポートがなく、通常の有線LANポートのみが並べられている。

この黄色のポートが一般的に 「WANポート」 と呼ばれるもので、ここにモデムから引っ張ってきたLANケーブルを接続して、Wi-Fi環境を構築することになる。最初の設置の際に間違わないようにご注意いただきたい。

セットアップ

Orbi WiFi 6 Miniの初期セットアップはとても簡単で、スマートフォンに専用アプリ 「NETGEAR Orbi – WiFi System App」 をインストールして、指示される手順に従って設定を進めていくだけ。初心者の方も安心して設定できるはずだ。アプリのインストールはこちら (iOS / Android) から。

ただし、環境によってはアプリでの初期設定に失敗してしまう場合もあるため、その場合はアプリではなくブラウザのWeb管理者ページからセットアップしよう。セットアップ方法については、詳しくは同梱されてくるインストールガイドを確認していただければと思う。

通信速度

Orbi WiFi 6 MiniはWi-Fi 6対応、2,402+1,201+574Mbpsのトライバンド仕様になっていて、性能的には十分に高速通信を実現できるレベルの製品だ。

今回は諸事情により、筆者の自宅ではない場所でネットワークを構築し、速度を検証した。建物は2階建て構造で、1階にルーターを、2階にサテライトを設置。契約している回線は最大200Mbpsのものになる。

結果は以下の画像のとおり。ルーターからもっとも近い場所では148Mbps、もっとも遠い場所では81Mbpsだった。そのほかの場所では、およそ100〜130Mbpsくらいの速度を保っていた。

ルーターからの距離:近

ルーターからの距離:遠

この建物では、もともと1台のルーターだけでWi-Fi環境を構築していたのだが、建物自体が少し広いということもあり、Wi-Fiの電波が届かないエリアがところどころにあった。

Orbi WiFi 6 MiniでメッシュWi-Fiを構築したところ、これら電波が届かないゾーンをなくすことができ、さらに通信の安定性も向上。通常のWi-Fiルーターではカバーしきれなかった場所でも通信できるようになった。

契約回線の速度があまり速くないことから、Orbi WiFi 6 Miniの性能を活かしきれていないものの、メッシュWi-Fiの強みであるカバー範囲に関してはしっかりと実感することができたように思う。

ただし、ルーターと1台のサテライトで屋内はカバーできたものの、車庫や庭などの敷地内の一部はカバーしきれず、Wi-Fiに繋がりにくくなってしまっていた。

本製品はサテライトによってさらに通信エリアを拡大することができるため、もし今回の筆者のようにカバーできない場所があるなら、別途サテライトを追加購入することで解消できるだろう。

ちなみに本製品が2台でカバーできる範囲は、最大350平方メートル。1台あたりの通信できる範囲はそれなりに広いため、普通の一軒家であれば2台あれば十分だと思う。

まとめ

Orbi WiFi 6 Miniの大きな特徴は、Wi-Fi 6に対応したメッシュWi-Fiルーターでありながら、トライバンドに対応していること。よりWi-Fiに繋がりやすく、デバイスの同時接続数も多くできるため、特に大家族のご家庭にはオススメのルーターと言えるだろう。

カバー範囲はルーター+サテライト1台でも十分だが、もしWi-Fiに繋がりにくい場所があればさらにサテライトを追加して範囲も広げられるというメッシュWi-Fiならではの柔軟さも特徴だ。

販売価格が54,220円 (税込) と少し高めなのがネックだが、自宅のWi-Fiの繋がりにくさに困っている方はぜひ導入を検討してみてはどうだろうか。購入はネットギアの公式ストアやAmazon、ヨドバシ.comから可能だ。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。