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リリース直前の『Pokémon HOME』をひと足先に体験!ポケモンを集めたくなる新しい交換&図鑑プラットフォーム

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まもなくサービス開始予定の『Pokémon HOME』。すでに発表があった通り、『Pokémon HOME』はハードの垣根を越えてポケモンを楽しめる新しいクラウドサービスだ。

過去に『ポケットモンスター』シリーズで仲間にしたポケモンを各連携ソフトに連れていったり、オンライン上で世界中の人たちとポケモン交換ができるサービスということで、多くのユーザーが注目している。コンセプトが 「全てのポケモンが集まる場所」 ということもあって、最新作の『ポケットモンスター ソード・シールド』を遊んでいる方はもちろん、過去に『ポケットモンスター』シリーズを遊んだことのある方ならきっと楽しめるものになっているはずだ。

しかし、本当に楽しめるかどうかは実際に遊んでみなくてはわからない。というわけで、今回筆者はポケモン社に行き、リリース前の『Pokémon HOME』を体験させていただいた。今回の体験を通して改めて『Pokémon HOME』がどんなサービスなのか、また『Pokémon HOME』にはどんな魅力があるのか、詳しく紹介したいと思う。

追記 (2020/02/12)
『Pokémon HOME』が正式にリリースされました。ダウンロードは以下から可能です。

Nintendo Switch版マイニンテンドーストア
iOS版App Store
Android版Google Play

『Pokémon HOME』とは

まずは『Pokémon HOME』について簡単に説明を。本サービスはNintendo Switchとスマートフォン(iOS/Android)向けに提供される、ポケモンの新しいクラウドサービス。クラウド上に用意されるポケモンボックスに各ハードからポケモンを預けたり、引き出したりできるほか、スマートフォン版ではオンラインでポケモン交換も楽しめる。Nintendo Switch版とスマートフォン版は共通の 「ニンテンドーアカウント」 を使って連携することで、同じポケモンボックスの共有が可能だ。

また、上記機能だけでなく、各ポケモンの詳細な特徴を見ることができる 「全国図鑑」 や、ポケモンやどうぐなどのプレゼントを受け取ることができる 「ふしぎなおくりもの」 、預けているポケモンの能力の高さを確認できる 「ジャッジ機能」 なども用意されている。

連携するサービス・ソフトは、サービス開始時点ではNintendo Switchソフト『ポケットモンスター ソード・シールド』『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『ポケモンバンク』となっていて、将来的にはスマートフォン向けアプリ『Pokémon GO』との連携も予定している。

『Pokémon HOME』はフリープラン(無料)とプレミアムプラン(有料)の2種類のプランが用意されていて、プランによって預けられるポケモンの数や『ポケモンバンク』からのひっこし機能・ジャッジ機能の利用可否などが異なる。具体的な違いは以下の表のとおりだ。

機能 Nintendo Switch版 スマートフォン版
『ポケモン ピカ・ブイ』『ポケモン ソード・シールド』との連携 ×
『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』へのポケモンのひっこし
『Pokémon HOME』でのポケモン交換 ×
ふしぎなおくりものの受け取り ×
バトルデータの確認 ×
お知らせの確認 ×
「Pokémon HOMEポイント」 のBP (バトルポイント)への変換 ×

フリープランとプレミアムプランの違いは以下のとおり。

機能 フリープラン プレミアムプラン
『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』へのポケモンのひっこし機能 使用不可 使用可能
『Pokémon HOME』に預けられるポケモンの数 30匹 6000匹
同時にミラクルボックスに預けられるポケモンの数 3匹 10匹
同時にGTSに預けられるポケモンの数 1匹 3匹
グループ交換 参加のみ可能 参加・開催ともに可能
ジャッジ機能 使用不可 使用可能
価格 無料 1ヶ月(30日):370円
3ヶ月(90日):610円
12ヶ月(365日):1,960円

『Pokémon HOME』の詳細はすでに公式サイトで紹介されている。また、当サイトでもまとめ記事を公開しているので、併せて参考にしていただきたい。

実際に『Pokémon HOME』を体験してみた

前置きが長くなったが、ここから実際に体験してきた『Pokémon HOME』の詳細レポートをお伝えしていきたいと思う。

まずはNintendo Switch版からだが、今回は『Pokémon HOME』を介した『ポケットモンスター ソード・シールド』のポケモンの預け入れ・引き出し、そして 「全国図鑑」 の2つの機能を体験してきた。

上記画像は連携するソフトを選択する画面。ソフトを選択すると、そのソフトのポケモンボックスと『Pokémon HOME』のポケモンボックスが表示されるようになっていて、両ボックスの間でポケモンを移すことが可能だ。また、連携ソフトの選択画面で『Pokémon HOME』と書かれたアイコンを選択することで、『Pokémon HOME』内のポケモンボックスだけを表示し中のポケモンを確認・整理することもできる (『Pokémon HOME』に預けられるポケモンの数はフリープランが30匹、プレミアムプランが6,000匹)。

アカウントの切り替えはソフト選択画面のユーザー名から可能

各ソフトのポケモンボックスの情報は、Nintendo Switch本体に保存されているセーブデータから引き出される仕組み。本体内に家族など別のアカウントのセーブデータがあれば、そのセーブデータへのポケモンの出し入れもできるため、家族内でポケモンを譲ったり譲られたりもできる。

連携するソフトを選ぶと、ポケモンボックスが2つ並んだ画面が表示される。このうち、左側が『Pokémon HOME』のポケモンボックス、右側が選択したソフトのポケモンボックスになっており、預けたい・引き出したいポケモンをつかんで各ボックスに移動させ、ポケモンを入れ替える。最後にボックスの状態をレポートに記録して終了すれば、入れ替え完了だ。

ボックス内の操作は、『ポケットモンスター ソード・シールド』のポケモンボックスの操作とほとんど同じなので、サクサクとポケモンを移動することができた。また、画面のタッチ操作もサポートしているためポケモンを指で直接的に選んで移動できるなど、全体的に操作がしやすい印象だった。

『Pokémon HOME』では、ポケモンボックスにポケモンを預けることで、そのポケモンが 「全国図鑑」 に登録される。「全国図鑑」 には最新作の『ポケモン ソード・シールド』を含め、これまでのシリーズに登場したすべてのポケモンの詳細が収録されている。

上記が実際の画面。そのポケモンのタイプやたかさ・おもさ、ポケモンの説明文などが記載されている。ポケモンの説明はこれまでの『ポケットモンスター』シリーズの図鑑説明文を切り替えて確認できるようになっている。

「全国図鑑」 はスマートフォン版でも利用可能

また、「メガシンカ」 や 「キョダイマックス」 ができるポケモンを『Pokémon HOME』に預けると、それぞれのすがたが登録され、いつでも 「全国図鑑」 から確認することができる。オス・メスのすがたの違いも同じように確認可能だ。

次にスマートフォン版『Pokémon HOME』について。スマートフォン版では、メインとなる4つのポケモン交換機能、そしてニンテンドー3DSダウンロードソフト『ポケモンバンク』との連携を体験することができた。

上記画面はポケモン交換機能のトップ画面。トレードランキングが大きく上部に表示され、その下に 「ミラクルボックス」 「GTS」 「グループ交換」 「フレンド交換」 のメニューが並ぶ。ここから好きな交換方法をタップして進めていく。

「ミラクルボックス」 は、交換に出したいポケモンを預けておくことで、いつの間にか他のユーザーと交換が行われる機能。預けているポケモンは『Pokémon HOME』を見ていなくても自動で順々に交換されていく。同時に預けられるポケモンの数はフリープランが3匹、プレミアムプランが10匹となっている。

「GTS」 は、自分が欲しいポケモンと交換に出すポケモンを設定しておくことで、条件があった相手と任意でポケモン交換ができる機能。自分の 「全国図鑑」 に登録されていないポケモンを欲しいポケモンとして設定しておくことも可能だ。

「GTS」 にポケモンを預けて条件を設定しておくと、その条件にあった相手が見つかれば交換が行われる。多くのユーザーが求めるポケモンを預けておけば、早めに交換を成立させることができそうだ。

「グループ交換」 は、複数人のグループ内でランダムにポケモンを交換する機能。誰のポケモンが手に入るか分からないため、パーティーのプレゼント交換のようなワクワク感を楽しむことができる。

「グループ交換」 では、プレミアムプランのユーザーが作成したグループに参加者が集まってポケモン交換を行う。参加できる人数は最大で20人。例えば、YouTube配信者が配信中にグループを作成し、「グループID」 か 「2次元コード」 を公開して参加者を募ることで大人数でワイワイ交換することもできそうだ。

ちなみに、このグループ交換は交換をはじめるときにポケモンを見えるようにするか見えないようにするかも設定可能だ。見えないようにすることで、より交換時のドキドキ感を増すことができるかも?

「フレンド交換」 は、『Pokémon HOME』内でフレンドになったユーザーが近くにいるときにポケモンを交換できる機能。家族や友達などよく会う人の中にポケモンが好きな人がいれば、ぜひフレンドとして登録してポケモン交換に誘ってみよう。

各交換機能を使ってポケモンを交換すると、おなじみのポケモン交換時のBGMとともに、自分と相手のモンスターボールが交換されるムービーが流れる。欲しいポケモンがやってきたときには、ガッツポーズなしにはいられないだろう。

『Pokémon HOME』では、ニンテンドー3DSダウンロードソフト『ポケモンバンク』との連携も可能だ。『ポケモンバンク』はニンテンドー3DSまでの『ポケットモンスター』シリーズで仲間にしたポケモンたちを預けられるサービスで、『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』へポケモンの移動が可能だ。過去作でいっしょに冒険した相棒のポケモンを、最新の『ポケットモンスター ソード・シールド』に移動させ、また一緒に冒険することも可能になる。ただし、一部ポケモンに制限がかかる場合があり、必ずしも全てのポケモンを連れてこれるわけではないという点には注意していただきたい。

『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』へのポケモン移動についてはデモを見せていただいたのだが、実際のポケモンを移す手順はとても簡単なものだった。

その手順とは『Pokémon HOME』に表示されたパスコードを『ポケモンバンク』側で入力するだけ。移動はわずか数分程度で完了、想像以上にスムーズだった。

ただし、『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』へのポケモン移動はボックス単位となる。個別のポケモンだけを移すことはできないため、その点には注意が必要だ。

ちなみに『ポケモンバンク』にポケモンがいればニンテンドー3DSが手元になくとも『Pokémon HOME』にポケモンを移すことができるという。これについては実際に試すことはできていないものの、『Pokémon HOME』のニンテンドーアカウントとニンテンドー3DSのニンテンドーネットワークIDを紐づけることで、『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』にポケモンを引っ張ってこれるのだとか。もし、現在も『ポケモンバンク』にポケモンを預けている方がいらっしゃったら『Pokémon HOME』にポケモンをひっこしてみてはどうだろうか。

『Pokémon HOME』は単なる図鑑・交換ツールでは非ず

『Pokémon HOME』をこの手で触ってみて筆者が感じたのは、『Pokémon HOME』は単なる図鑑や交換のためのツール(手段) ではなく、ポケモンの世界観を楽しめるひとつの “作品” であるということ。

もちろん、『ポケットモンスター ソード・シールド』のようなストーリー性を持つ作品ではなく交換やボックスの預け入れが主体となるため、“ゲーム” よりも “サービス” と呼ぶのがやはりふさわしいと思うのだが、そうであっても『Pokémon HOME』にはひとつのゲームと同じくらいじっくり楽しめるコンテンツが揃っているように思えた。

『Pokémon HOME』に預けられたポケモンは図鑑に登録され、預ければ預けるだけポケモンの情報がユーザーの資産として蓄積されていく。図鑑はポケモンの説明文を見ることができるほか、これまでに発見されたすがたやリージョンフォーム(ガラルのすがたなど)、さらにはメガシンカやキョダイマックスのすがたなども確認できるため、どんどんポケモンを追加したくなるはず。

しかも、Nintendo Switchやスマートフォンなどハードの垣根を越えて使えるので、普段はNintendo Switchで利用し、ちょっとした空き時間はスマートフォンで利用するといった具合に、デバイスを切り替えることでいつどんな時でもポケモンの世界を楽しむことも可能だ。

図鑑にポケモンを登録していく過程では 「実績」 も得られる。また、『ポケットモンスター ソード・シールド』にはないGTS機能なども用意されていたりと『Pokémon HOME』ならではの機能も多数。これらは最新作『ポケットモンスター ソード・シールド』の図鑑埋めやポケモンの育成にも役立てられるという魅力もあるため、少なくとも筆者は『Pokémon HOME』を多用することになりそうだ。

まもなくサービスが開始される『Pokémon HOME』。ポケモンを集めたくなる要素がいっぱい用意されていることもあり、『ポケットモンスター』シリーズのファンの方であればきっと本サービスは楽しめるだろう。サービスが開始されたら、まずはダウンロードしてみてはどうだろうか。

ちなみに『Pokémon HOME』は、将来的に『Pokémon GO』との連携も予定されている。また、『ポケモンバンク』とも連携できるため、過去作を遊んだことのある方で『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』や『ポケットモンスター ソード・シールド』をまだプレイしていない場合でも楽しむことが十分可能だ。

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©2020 Pokémon. ©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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ニンテンドー3DSのロゴ・ニンテンドー3DSは任天堂の商標です。
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
画面は開発中のものです。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。