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次世代「Apple TV」はスマートスピーカーに昇格か 全てのApple製品の「ハブ」になる可能性も

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今週、突然のように出てきた「Siri SDKがリリースされる」という噂と、「Amazon Echoのようなホームアシスタント機器の開発を行われている」という噂は非常に衝撃的なものだった。

「Siri SDK」に関しては、デベロッパーの間では待望されていたものではあったが、「Amazon Echo」のような製品を開発しているというのはほとんど情報としては出てきていないものだった。これらは先日の情報によると、来月開催の「WWDC 2016」で発表される可能性があるとのことだが、やはりこれはAmazonの「Echo」や「Google Home」を意識した動きなのかもしれない。

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もし、Appleが「Amazon Echo」のような製品を作るとしたら、同じようなホームスピーカーシステム搭載の新デバイスを開発するのだろうか。VentureBeatに寄せられた匿名の情報によると、Appleは新しいデバイスを開発しているのではなく、現在販売されている「Apple TV」に新機能を搭載した新「Apple TV」を開発しているようだ。

新「Apple TV」は全Apple製品の「ハブ」のような存在に?

The Informationによる先日の噂では、Appleは「Amazon Echo」や「Google Home」のようなAIが搭載されたホームアシスタント製品を開発していて、それにはマイクとスピーカーが内蔵した据え置きタイプのデバイスになると説明していた。

だが、VentureBeatによると、Appleが開発しているのは完全なる新デバイスではなく、あくまで「Apple TV」の進化版。

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おそらく、現行の「Apple TV」自体に常時オンマイクとスピーカーが搭載され、ユーザーの声に反応することができるようになる、というのが基本形だと思われるが、Appleとしては次世代「Apple TV」を全Apple製品の「ハブ」のような存在にすることを計画しているとのこと。

ただ、Apple社内でも、次世代「Apple TV」に関して多数の案が検討されていて、例えば「Apple TV」のコントローラーである「Siri Remote」を利用するという案や、「Amazon Echo」のようにスタンドアローン型のデバイスにする案などが挙げられているようだが、処理性能やバッテリーなどの様々な問題から、まだどのような製品にするかは具体的には決められていないようだ。

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ちなみに、Appleは来月に「Siri SDK」のリリースを準備しているようだが、これらを駆使した製品になることが予想されている。今後は、家の照明や目覚まし時計の予約など、様々な家電製品を「Siri」で動かせるようになるかもしれない。

先日Googleからも「Google Home」が発表されているように、IT産業の主戦場はスマホやタブレットからホーム家電に移り始めている。近い将来、家の家電が全て「Siri」などの音声アシスタントデバイスで管理できるようになるのかもしれない。

[ via MacRumors ]

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。