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【レビュー】「1byone ポータブルBluetooth4.0 スピーカー」は中音域がいい感じの防水ワイヤレススピーカー

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スマホという便利なものが世に普及した今、周辺機器をワイヤレスで接続するのは、ほぼ当たり前になった。特にスマホで音楽を聴くのが日常となったおかげで、スマホをスピーカーに接続する機会がかなり多いはずだ。

普段からイヤフォンで音楽を聴いている方はあまり関係ないかもしれないが、もしスピーカーに繋いで音楽を聴いているなら、出来ればスマホはワイヤレススピーカーに接続して使いたい。しかも、野外やお風呂などの多少過酷な環境でも。

今回はそんな願いを叶えるべくスピーカー「1byone ポータブルBluetooth 4.0 スピーカー」を、1byoneから提供いただいて実際に使用してみたので、写真とともにレビューをお伝えする!

早速、製品デザインをチェック!

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まずパッケージから。箱の表面には製品が実寸大でドドーンと描かれており、どんなスピーカーなのか具体的に分かりやすくなっている。箱もしっかりした素材で作られており、全体的に黒系のカラーでまとまっていてクールな印象。

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重さも幅18cmほどのスピーカーが中に入っているとは思えないほど軽く、裏面には商品の説明が包み隠さず、しっかりと書かれているのが第一印象としては非常に良い。

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中を開けるとこんな感じ。

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スピーカー自体はビニール袋で包装されていて、その下に充電用のケーブルと3.5mmステレオミニケーブル、取扱説明書が同梱されている。

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背面には、充電端子と3.5mmイヤフォンジャックがシリコン製の蓋によって隠されている。

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爪などで軽く引っ掛けると蓋をあけることができ、充電ケーブルを挿すと充電可能だ。充電を開始するとおもて面の赤色LEDが点灯する。充電が完了すると青色LEDに変わるようなので、充電状況がすぐに把握できるはずだ。

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スピーカーの上部には音楽再生をコントロールしたり、電源のオン/オフをするためのボタンなどが複数用意されている。左から電源ボタン、再生ボタン兼電話応答ボタン、音量ダウン、音量アップボタン。

中音域が得意な高コスパワイヤレススピーカー

さて、気になる音質についてなのだが、「1byone ポータブルBluetooth 4.0 スピーカー」は個人的にはそこそこ満足できる製品だ。

特に中音域の表現が得意で、ポップロック系の音楽などで使ってみたら、そこそこダイナミックな音を出すことができた。近隣のお宅に迷惑がかからない程度に大音量にしてみたが、スピーカーから出る音がビリビリと割れることもない。

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今回のレビューを書く前に、Amazonのレビューや他サイトのレビューなどを一度拝見させてもらったが、どこを見ても同製品は「低音域が弱い」と書かれている。確かに僕も低音域が得意だとは思えないが、それでも防水仕様のスピーカーにそれを求めるのは少し気の毒なような気がする。

むしろ、個人的に気になったのは高音域の表現だ。日本の楽曲などで多い高音の表現が得意ではなく、音を大きくするとどうにも音が潰れているようにも聞こえてしまう。

僕がよく聴く音楽は、むしろ低音域が使われることが多いので、音質に関しては個人的にはそこまで酷くは気にはならない。おそらく、これらはユーザーの聴く音楽によって評価が分かれる製品であるように思える。

なので、同製品は最高の音質を求めるのではなく、むしろ軽く音楽を聴くために適していると言える。

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あと気になったのは通話時の音質。同製品はハンズフリー通話ができるのだが、この音質についても若干イマイチ。

音楽を聴くために使うのが大前提で作られていると思うので、当然といえば当然なのだが、通話時に関しては若干音がこもる印象。もし手が空いているならスマホで話したいと思ってしまうほど。

忙しくてスマホを触れない時など、緊急時用の通話ツールだと割り切って使うのが一番だと思われる。

あと家にあるiMacとも接続してみたのだが、これに関してはiMacのスピーカーの方が数倍優秀だった。やはり同製品はスマホやタブレットと接続するためにある製品だと思う。

防水仕様なので風呂場などでも使える

「1byone ポータブルBluetooth 4.0 スピーカー」の最大の特徴は、防水仕様が採用されているためお風呂などの水回りでも安心して使用することができるということ。

防水性能は「IPX5」なので、水没させて使えば水が侵入して故障してしまうかもしれないが、湯気が立ち込める風呂場や、水が跳ねる可能性のあるキッチンのシンク周りであれば問題なく使用できるだろう。

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同製品は防水を謳っているので、試しに冷水をしばらくかけ続けながら音楽再生してみたのだが、しばらく水に晒し続けても故障することもなく使えた。

長時間これをやると流石に浸水する可能性があるので、出来ればこんな使い方はして欲しくはないのだが、軽く5分くらいは耐えていたので、ちょっとミスって水をかけてしまったくらいでは問題なく使用できるだろう。

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ただ、水回りで使う場合は背面の端子部分が露出していないことを確認してから使うようにしよう。

というのも、もし同製品で水濡れが発生するならおそらくこの端子部分で、ここは正直完全に浸水を防げるレベルの防水仕様にはなっていない。素材はラバー素材が採用されているようなので、結構柔らかい。

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そのため、しっかり蓋をしておかないとここから水が侵入し故障の原因になってしまうかもしれない。そのため、繰り返しにはなるが、同製品を水回りで使用する場合は蓋がしっかり閉まっているかを確認しておこう。

ペアリングはとても簡単。電源ボタン長押しでペアリング開始

「1byone ポータブルBluetooth4.0 スピーカー」の使い方は非常に簡単。同製品は電源ボタンを長押しすることで起動ができるのだが、初回起動するとおもて面のLEDが赤と青に交互に点滅する。

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この状態は「ペアリング待機中」を示す状態なので、あとはスマホとBluetoothのペアリングをするだけだ。

iOS端末の場合は「設定」アプリから「Bluetooth」を選択して、「1byone BS001」をタップするとペアリングが完了する。

ちなみに同スピーカーに搭載されているバッテリー容量は1,500mAhとなっていて、約8時間ほどの連続再生が可能だ。

1byoneのBluetoothスピーカーはコスパ良し

今回、レビューで使用した「1byone ポータブルBluetooth4.0 スピーカー」は、音質やバッテリー容量について、価格が3,000円台であることを考えれば、非常にコスパの良い製品であることは間違いない。

個人的には、もっと独自色が強い製品だったら、もっと良い製品になったんじゃないかとも思えたが、それでも性能面で考えたらかなり立派。これから防水対応のワイヤレススピーカーを買おうとしている方には十分にお勧めできる製品だ。

サイズも縦60mm×横180mm×幅40mmと小さめで、重量は430g。手さげカバンに入れて常に持ち歩くには多少厳しいが、旅行バッグにだったら余裕で入るサイズ。旅先などで使用したり、野外で音楽を流したいという方にもお勧めだ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。