【レビュー】QC3.0に対応したdodocoolの「USB急速充電器 壁式チャージャー」はシンプルそのもの
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記事の冒頭で唐突な質問で申し訳ないのだが、あなたはスマホの充電器に一体どんな製品をお使いだろうか。
僕は普段から、急速充電に対応したサードパーティ製の充電器を使用しているが、僕の経験上ではスマホを買った時に同梱されている純正充電器を使用している人がまだまだ多いように感じている。
スマホは1日に1回、寝る前に充電を開始すれば翌日1日はバッテリーが持つという人はメーカー純正の充電器でも問題ないだろう。ただ、スマホを使う機会が多い人は1日に何度か充電を繰り返す人もいるはずだ。
そんな人は純正の充電器を使ってじっくり充電するのも悪くないかもしれないが、時間を無駄にしないためにも、もっと素早くスマホを充電する方法を模索するべきだろう。
今回はスマホメーカーの純正アクセサリーの代替品として使用できる「dodocool USB急速充電器 壁式チャージャー」をレビューしようと思う。
dodocool製品のデザインはとにかくシンプル
dodocoolの製品については、以前から多くの製品をレビューさせていただいているので、だいたいどんな製品なのかは箱を開ける前からイメージできるのだが、dodocoolの製品はとにかくシンプルなデザインであることが多い。
今回紹介する製品も、やはりシンプルなデザインをしている。こちらが「dodocool USB急速充電器 壁式チャージャー」の外箱だ。
いつものdodocool製品と変わらず、無印良品にある商品にあるようなとてもシンプルなデザインが特徴。サイズは手のひらサイズで、重さも非常に軽い。
こちらが中を開けた時の様子。中には取扱説明書と製品本体のみ。一応、取扱説明書は読んでみたが、単純に家のコンセントに差し込んでスマホと接続するだけなので特にそこまで読む必要はないと思われる。
本体製品は手のひらにすっぽり収まるほどのサイズ感。スマホ購入時に同梱されているような純正充電器に比べると少し大きいイメージだが、同製品はQualcommのQuick Charge 3.0に対応した急速充電器なので、給電に関する性能は抜群だ。
「dodocool USB急速充電器 壁式チャージャー」はUSBポートが1つのみ。せめて2つはUSBポートが欲しいところだが、スマホを1台しか充電しないというようなユーザーにとっては、これでも十分に役立つ製品だと思われる。
Quick Chargeに対応した製品を持っている人にオススメ
同製品は前述した通り、Qualcommの「Quick Charge 3.0」に対応した急速充電器だ。
この仕様に対応しているスマホはまだまだ少ないが、もし手持ちのスマホが対応している場合は非常に早く充電を完了させることができるだろう(最大出力は3.6-6.5V=3A / 6.5-9V=2A / 9-12V=1.5A)。
ちなみに、残念なことにAppleの製品はどれもQC3.0には対応していない。ただ、「iPhone 6」以降のほとんどの端末からは急速充電に対応しているため、Apple純正充電器よりも早く充電はできるはず。
僕は試しに「iPhone 6s」や「iPad Pro」で充電してみたが、2時間程度でフル充電まで到達。Ankerの大容量モバイルバッテリーにも使用してみたが、なかなか早く充電を完了することに成功した。
個人的に、この製品に不満な点はやはりUSBポートが少ないということ。僕の場合は普段から大量のデバイスに囲まれて生活しているため、充電ポートも多く必要だし、充電にかける時間も短くないといけない。
「dodocool USB急速充電器 壁式チャージャー」は残念なことに、USBポートが一つしかないため、僕のような生活をしている人ではなく、普段使う端末が1～2個しかない人にしかオススメできない。
ただ、旅行先や職場で使用することを前提とした場合はその限りではないだろう。国際電圧との互換性があるため、日本以外の国でも問題なく使用できる (AC 100-240 V) はずだ。
同製品の特徴はデザインがシンプルであること、製品サイズがコンパクトであること、そして給電性能が高いということだ。
未だにメーカー純正の充電器を使っているスマホユーザーの方は、ぜひ急速充電器を使ってみてほしい。特に職場や旅行先など充電時間が十分に取ることができない時などに使用すれば、もっと快適にスマホを使用できるようになるはずだ。
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