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【レビュー】AukeyのQC3.0対応20,000mAh大容量モバイルバッテリー「PB-T10」を試す

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現代人の悩みの種。それはスマホなどの端末のバッテリーが1日か2日で切れてしまうこと。

ましてや一時期社会現象にまでなった「ポケモンGO」をプレイするときや、スマホをカーナビがわりに使う時などは1日以上使い続けることができる端末はかなり少ないだろう。そうなると出先で充電するにはモバイルバッテリーが必要だ。

スマホを1台しか持っていないという方にはコンパクトなモバイルバッテリーで十分かもしれないが、何台も持ち歩くような人だったらより大容量のモバイルバッテリーが必要になる。

僕もそのタイプの人間なわけだが、今回スマホアクセサリーメーカーのAukeyから大容量のモバイルバッテリー「PB-T10」を提供していただいて実際に試すことができたので、同製品を使ってみた感想をレビューとしてお伝えしようと思う。

「iPhone 6」を7回以上、「iPad mini」は2回充電できる性能

まずは製品のデザインを隈なくチェックしていこう。

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こちらが「PB-T10」の外箱だ。先日レビューした「PA-T15」よりもシンプルなデザインになっており、おもて面には製品イメージが描かれている。

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背面も同様にかなりシンプル。

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蓋を開けると、中には取扱説明書と、モバイルバッテリー本体が箱の内寸ピッタリに収められていた。

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本体を取り出した時の写真がこちら。モバイルバッテリー本体の大きさは160x102x28.5mmと少し大きめで、「iPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plus」を厚くしたぐらいのサイズ(下記の画像は「iPhone 6s」を乗せて比較)普段から小さいカバンを持ち歩いている人にはもしかすると少し厳しいサイズかも。

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本体のデザインは外箱と同様に非常にシンプルで、色は真っ黒で飾り気は全くなく、本当にスマホの充電をするだけに生まれてきたかのような出で立ち。おもて面には「PB-T10」の電源ボタンがポツンとあるだけ。

同製品は電源ボタンを押すことでバッテリー残量を確認することができ、電源ボタンを押した瞬間、バッテリー残量に応じて光る色が変わる。0%~30%までは赤色、30%~70%までは緑、そして70%~100%までは白色といった具合だ。

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また、電源ボタンを長押しすることでLEDフラッシュライトが点灯。ちょっとした灯りになるなど、ハンドライトがわりにもできる。

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搭載されているポートは4つ。そのうち二つはモバイルバッテリー自体を充電するためのポートで、それぞれMicro-USBポートとLightningポートが用意されている。

そして、その他の2つのポートは同製品のバッテリーを使ってスマホなどを充電するためのものだ。一つは「AiPowerテクノロジー」を採用したポートで接続した端末に応じて最適な電流を流すことができる優秀な充電ポート。そして、もう一つはQualcommの「Quick Charge 3.0」に対応したポートで、対応した端末であればとても早いスピードで充電をすることができる魔法の充電ポートだ。

また、「PB-T10」モバイルバッテリー本体の充電とスマホの充電は、iPhoneユーザーであればライトニングケーブル1本、AndroidユーザーであればMicroUSBケーブル1本でどちらも片がつくので、無駄に多くのケーブルを持つ必要がないという、ユーザーの事情を考えた親切設計となっている。

試しに充電してみました

「PB-T10」の特徴は、まず第一にバッテリー容量がとても大きいという点。

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「PB-T10」のバッテリー容量は20,000mAh。数字で言われてもしっくりこないかもしれないので説明しておくが、20,000mAhというバッテリー容量は、一般的なモバイルバッテリーの容量に比べるとかなり多い方だ。

Ankerなど他社の似た製品と比べるとズバ抜けて容量が多いというわけではないが、「iPhone 6」を7回以上、「iPad mini」であれば2回ほどフル充電にすることができるほど。おそらく「PB-T10」を持っておけばバッテリーの心配をする必要はあまりなくなるだろう。旅行先で使うにはピッタリだ。

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また、二つのポートで同時に充電できるので、片方でスマホ、もう片方でタブレットといった充電も可能。フルスピードでの充電はさすがに厳しいかもしれないが、タブレット2台でも充電することができるのは僕の方で確認済みだ。

スマホやタブレットの充電が完了した時は、「PB-T10」が自動で判別してバッテリーの電源を落とすように設計されているため、「PB-T10」にスマホを繋いで放ったらかしにしても充電しすぎるということはない。

ただ、同製品を使う時の問題点が一つある。やはり大容量バッテリー共通のものだとは思うが、20,000mAhほどの大容量バッテリーになると、重量がそれなりに重いということ。重量が435gと9.7インチ型「iPad Pro」とほぼ同じ重量なので、例えばポケットに入れたり、小さいカバンに入れて持ち歩くには少し不向きかもしれない。

どちらかというと旅行カバンに入れて歩いたり、バックパックの中に忍ばせておくような使い方がベストだとは思うが、スマホをたくさん持ち歩くなど少しマニアックな人にはおそらくドンピシャな製品だと思われる。できれば充電ポートがあともう一つ欲しかったかも。

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まとめると、「PB-T10」は20,000mAhの大容量モバイルバッテリーで、フル充電にすれば何度でもスマホをバッテリー切れ状態から蘇らせることができる。

同時に2台以上の充電もできるので、家族や友達との旅行先などでの使用にもうってつけ。長時間充電することができないキャンプなどで使ってみてもいいかもしれない。

「PB-T10」は、現在Amazonで4,299円で提供中だ。大容量のモバイルバッテリーをお探しの方はこの機会に「PB-T10」をチェックしてみて欲しい。

ちなみに、Aukeyは購入後24ヶ月の製品保証を行なっている。もし購入してから、普通に使って壊れてしまった場合はカスタマーサービスなどに連絡すると交換や修理に対応してくれるなど非常に親切なサポート体制が敷かれているのも魅力的。「PB-T10」は少し高価な商品なだけに、こういったサポートがあると安心して購入することができるのも、ひとつのポイントだろう。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。