Amazon、コンビニ業界へ参入か − WSJ報じる

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Amazonはここ最近、日本を含め多数の国や地域で新サービスの提供を進めているが、いよいよ実店舗を伴うコンビニ業界に駒を進めるようだ。

WSJによると、米Amazonは生鮮食料品を扱うコンビニエンスストアの運営を開始するプロジェクトを進めていることが明らかになった。

Amazonがコンビニ業界に大きなインパクトを与えるかもしれない

同メディアによると、Amazonの計画では、コンビニエンスストアを街中に多数展開し、生鮮食品はもちろん、食料品全般を扱うコンビニエンスストアの営業を開始するプロジェクト「Project Como」を推し進めていることが判明。

米国のみで展開されている「Amazon Fresh(生鮮食品の即日受取サービス)」の枠からさらに拡大したサービスになると思われ、同コンビニエンスストアはサービス開始当初は「Amazon Fresh」のメンバーシップ会員のみが利用できる仕組みになるという。

amazon-fresh[ image via Ian Kennedy ]

同コンビニエンスストアは、店内での買い物も可能だが、ドライブインも設けられ車でスムーズに食料品を受け取れるようになるとのこと。例えば朝に車で通勤する際、通勤途中にドライブスルーでその日のランチを受け取れるなどの利用法があるという。

賞味期限が近いもののみを店頭受け取りに対応させ、そうではない賞味期限が長い商品に関しては店内のタッチスクリーン端末やユーザーのスマホなどから注文を受け付け、配送する計画であるとのこと。

WSJによると、現在Amazonは店舗の候補地を策定しているところで、実際に営業が開始されるのは1年以上先になる可能性があるとのこと。コストやその他の問題によってプロジェクト自体が消滅する可能性もあるようだが、それでも一定のニーズがある同サービスについて、Amazonは真剣にサービス展開を検討しており、実現する可能性は高い。

ちなみに、ドライブスルーによる商品受け取りサービスに関してはコンビニ経営よりも実現性が高いらしく、こちらは数週間以内にサービスが開始になる可能性があるとのこと。サービス提供地域はワシントン州のシアトル。

seattle[ img via Maëlick ]

今回の報道に対し、Amazonの広報担当者はノーコメントを貫いており、実際に同プロジェクトが存在するかどうかについては不明。また、米国でサービスが展開されたとしても、「Amazon Fresh」さえ展開されていない日本などで提供されるかどうかは不透明となっている。

Amazonが運営するコンビニエンスストアの売りはオンライン販売と、実店舗販売の二面性にある。好きな時に好きな商品を受け取れるというサービスは非常に魅力的で、当初は食料品だけの提供とのことだがニーズがあれば食料品以外の商品も提供される可能性もある。

賞味期限や温度など在庫管理が難しく、大規模サービスとして提供しづらい上に、米国でも10地域でしか提供されていない同サービスが日本に来るのは正直あまりイメージできないが、もし実現できた場合はコンビニ業界が大きく様変わりすることになるのかもしれない。

[ via TechCrunch ]

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