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【レビュー】1万円で買えるNOONTECのワイヤレスヘッドホン「Zoro II Wireless」は高音質・軽量・コンパクトで普段使いに最適

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スマホやタブレットが普及した現代、身の回りのあらゆる製品でワイヤレス化が進み、オーディオ部門においても多くのワイヤレス製品が登場している。

ましてや、9月に発売になった「iPhone 7」シリーズは往年のイヤフォンジャックを廃止しており、ワイヤレスイヤフォンやヘッドホンの価値が大きく上昇。実質的にワイヤレス機器を使って音楽を聴くのが、最もスマートな方法になってしまっている状況だ。

筆者の周りでも、どのワイヤレスヘッドホンを買おうか悩んでいる人も多く、たまに相談に乗ることもある。

筆者自身、これがベストというヘッドホンに出会えていないこともあり、とりあえず現時点でお気に入りの「Bose Comfort 35」などを薦めていたりもするのだが、今回NOONTECという会社からワイヤレスヘッドホン「Zoro II Wireless」を提供していただいて、実際に使ってみることができた。

実際に使ってみるとかなり優秀な製品だったので、感想を盛り込んだレビューを紹介しよう!

「Zoro II Wireless」の開発元であるNOONTECは、オーストラリアのアクセサリメーカー

商品を紹介する前に、まずはメーカーのNOONTECという会社について。同社はオーストラリアに本社を置くアクセサリメーカーで、今回紹介するワイヤレスヘッドホン「Zoro II Wireless」以外にも多数の商品を販売している。

オーストラリア発祥の同社だが、日本をはじめ先進各国でビジネス展開をしており、日本においても高品質な製品を提供しているとのこと。

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最初NOONTEC社から連絡を頂いた時に、日本ではそこまで馴染みのない会社だったので、お恥ずかしながら「Zoro II Wireless」の存在自体も僕は知らなかった。

そのため製品の品質については、正直そこまで期待していなかったのだが、使ってみるとビックリ。かなり良い製品であることが判明した。

前置きが長くなったが、それでは肝心の「Zoro II Wireless」を紹介しよう。

本体は非常にコンパクト 背面のボタンで音楽の制御も可能

こちらが、「Zoro II Wireless」のパッケージ。

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おもてのイケメンがドヤ顔でこちらを凝視してくる。しかもどの角度でも常に目が合うように感じるが、製品の品質には全く関係ないので、ここでは割愛。

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こちらが「Zoro II Wireless」の本体。イヤーカップの部分を折りたたんだ状態で梱包されているため、「かなりコンパクトだな」というのが第一印象。

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こちらが、折りたたまれたイヤーカップを元に戻した状態。先ほどの畳まれた状態からは少し大きくなったような気もするが、ヘッドホンということを考えればこれでもかなり小さいレヴェル。

本体重量も約190gとかなり軽い。僕が知り合いに薦めていた「Bose Comfort 35」が240gなので、約50gも軽いことに。

デザインは、赤黒の情熱的カラー。色に派手さはあるが、ギラギラとした派手さではなく、むしろ豪華で優雅なイメージに近い色遣い。結構おしゃれだ。

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見た目は、耳を全て包み込む「オーバーイヤー型」のようにも見えるが、同製品は耳の上に乗せて使うタイプのいわゆる「オンイヤー型」と呼ばれるヘッドホンだ。

「オンイヤー型」は、どうしても耳を圧迫しがちなので、長時間装着すると徐々に耳が痛くなることが多いのだが、「Zoro II Wireless」は重量も軽く、締め付けも強くない。長時間使っていてもそこまで疲れを感じることはなく、とても快適だ。

イヤーカップは非常に柔らかい革素材で使われていて、言葉で言い表すなら「プニプニ」。耳に装着してもフワリと包み込んでくれる感じで嫌な感触はゼロ。

個人的には家でバタバタと作業する時なんかにも使ったりするので、少し強めに締め付けるタイプで、ピッタリと頭にハマるヘッドホンが好み。そういう意味では、「Zoro II Wireless」は結構好きだ。

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使わない時はイヤーカップの上部にある可動部を「バキッ」と折ることで、コンパクトに折りたたむことができる。戻すときも同じように「バキッ」と力を少し入れて戻してあげるだけ。

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ヘッドホンを装着する時は普通に被れば良いだけなのだが、頭の大きめな人は可動部を伸ばして調節することも可能。少し頭の大きい僕でも余裕で装着することができたので、「小さすぎて使えない」という事態は回避できるだろう。

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スマホやタブレットへの接続は、お馴染みのBluetoothで行う(Bluetoothのバージョンは4.0)。iOS端末であれば、バッテリー残量をスマホから確認できるので、ワイヤレスヘッドホンの充電のタイミングが切れる前に確認できる。

たまに安いBluetoothヘッドホンだと、音がブツブツ切れてしまうものもあるが、「Zoro II Wireless」はそういったことはないのでご安心を。

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「Zoro II Wireless」の背面には再生コントローラ機能がついていて、ボタンを押すことで、音楽の「再生」や「曲送り」「曲戻し」、ボリュームの「上げ」「下げ」をすることが可能。マイクも内蔵されていて、スマホに通話が来てもヘッドホンをつけたまま対応することができるなど、ヘッドホンをつけていることでユーザーが不便になることはほとんどない。

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個人的に嬉しいのは、「曲送り」や「曲戻し」をボリュームボタンの「長押し」で完了することができるということ。他社製のものだと、これらのボタンを何度も連打しなくてはいけなかったりするので、曲の移動に失敗することも多い。地味な点だが、ストレスなく音楽を聴くことができるという点においては、大事なポイントだと個人的には感じている。

充電は、イヤーカップの最下部にあるMicroUSB端子に接続することでできる。充電器は同梱されていないので、充電器を持っていない人はPCにUSBケーブルで接続するか、充電器をセットで購入しておこう。

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ワイヤレスヘッドホンなので、普段は内部のモバイルバッテリーによって駆動する。バッテリー容量は明かされていないが、公式によると最大で連続35時間も使用できるとのこと。使い方によっては数日間~1週間くらいは持たせることもできるかもしれない。

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充電は2時間で完了する上に、有線接続も可能。もしバッテリーが切れて音楽が聴けなくなった時は、オーディオプラグケーブルで接続すれば問題なく聴くことができる!

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ちなみに、同ヘッドホンはNFCによるペアリングができる。NFCペアリングに対応した端末であれば、ヘッドホンに近づけるだけでペアリングが完了する。iPhoneなどのiOS端末は同機能に対応していないのがとても悔やまれる。

音質はとてもクリア 高音域から低音域までバランス良く

次は「Zoro II Wireless」の音質について。ヘッドホンは、できるだけ長く使い続けるためにも「着け心地の良さ」がかなり重要だと思っているが、そうは言っても一番大事なのはやはり音質。

「Zoro II Wireless」は、どちらかというとバランス型。低音域から高音域に至るまで、本来の音源を忠実に再生することが可能だ。

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どちらかというとポップな曲で使用するのが一番優れているのではないかと思うのだが、クラシック音楽を聞いてみたり、テレビやゲーム中に聞いてみたりもしたが、どれも申し分ない音質だった。

これは、有線にしても無線にしても変わらず。一般的には有線の方が音質劣化は少ないとされているが、そこまでの違いは僕には分からなかった。

少し物足りなさを覚えた箇所があるとすれば、音圧の大きい曲に関しては超高音域が少しだけ潰れてしまう面も。音のバランスがとても優れているだけに、極端な音に関しては少し難あり。もし、これ以上の音質を追求する場合は、もっと高いグレードの製品を購入するしかないだろう。

ちなみに、同ヘッドホンはより高音質な音質を再現できる「apt-X」というコーデックに対応している。この「apt-X」に対応した機器に接続して音楽を聴くと、とてもクリアな音質を楽しめるので、「apt-X」対応スマホなどをお持ちの方には確実にお薦めできるヘッドホンだ。

ワイヤレスヘッドホンを探しているなら、一考の価値あり

「Zoro II Wireless」は、ワイヤレスヘッドホンを検討している人にだったら、誰にでもお薦めできる素晴らしい製品だ。

音質やデザイン的にも優れた製品であることから普段使いも十分に可能。家であっても外であっても。

そして、有線接続できるのでBluetooth接続できないデバイスにも繋げるなど、ユーザーの使う環境を選ばないのも魅力的。

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冒頭でも述べた通り、「iPhone 7」でイヤフォンジャックが消え失せたこともあり、今後はイヤフォンジャックが廃止になる可能性が十分にある。

そうなれば、今までの有線イヤフォンよりも「Zoro II Wireless」のようなワイヤレスヘッドホンが重要になってくるはず。

価格は1万円(当レビューの執筆時点では11,220円)を超える高価な商品ではあるが、それだけの価値は十分にあると個人的には感じた。

もし、僕の知人のようにワイヤレスヘッドホンの購入を検討しているなら、「Zoro II Wireless」をぜひお試しいただきたい。耳に当たる柔らかいイヤーパッドが癖になりますよ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。