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本日、AppleはiOSの最新アップデート「iOS 10.2」を一般ユーザー向けに正式リリースした。

同バージョンは、今までベータ版で先行リリースされていた細かい仕様変更から、便利な新機能まで多数の要素が搭載されていることが判明している。

では、一体何が変更になったのか、ざっくりだがお伝えしていこう！

待望の「スクリーンショット消音化」が可能に

今までiOS端末の不満の一つだった、スクリーンショットの撮影時のシャッター音を消音にすることができるようになった。

スクショ音を消音にするには、何か特殊な設定が必要になるわけではなく、あくまでiPhoneのデフォルトの設定音量を無音（最小）にするか、マナーモードにすることで音が消える仕組み。

また、設定音量に比例してスクショ音も大小調節ができるようになったので、電車などの公共交通機関内や、静かにしないといけない場所であっても、思う存分にスクショを撮影することが可能になった。

音量の調節は「設定」アプリなどからでもできるが、iPhoneのサイドにある音量調節ボタンでもポチポチできるので、「iOS 10.2」をインストールした人はぜひ試してみてほしい。

カメラの「シャッター音」がこれまでと同じ音量に

今度はスクショ音ではなく、カメラ撮影時の「シャッター音」。こちらは残念ながら「iOS 10.2」でも消音にすることはできず、また音量の調節も不可能だ。

だが、「iOS 10」になってからシャッター音が大きくなったと指摘されていたが、こちらが「iOS 10.2」で修正。「iOS 9」とほぼ同じ音量に変更になっている。

「iPhone 7 / 7 Plus」用に新しい壁紙が追加

「iOS 10.2」から「iPhone 7 / 7 Plus」向けに新たに6枚の壁紙が追加されている。

壁紙は大きく分けると2種類存在する。まずは、雫のような壁紙が用意されていて、カラーバリエーションは黄色、赤、青の3色。

次に、新型「MacBook Pro (Late 2016)」の発売とほぼ同時に公開された壁紙。

こちらは、「MacBook Pro」とほぼ同じ壁紙となっていて、どちらも新型端末を購入した人は壁紙を合わせることができる。

こちらも3枚のバリエーションが用意されている。ちなみに、この3枚については、残念ながら「iPhone 7 / 7 Plus」以前のモデルでは利用できない。

ワイヤレスヘッドフォンを利用している時のBluetoothアイコン表示が変更に

Appleは9月の新製品発表イベントで、「iPhone 7 / 7 Plus」を発表。当初の予定通り、イヤフォンジャックが廃止された。その関係で、Appleは純正ワイヤレスイヤフォン「AirPods」を発表し、まもなく発売になるとみられている。

新型「iOS 10.2」からは、ワイヤレスイヤフォンが使用される機会が増えることが想定されることから、画面上部のBluetoothアイコンに若干の変更が加わった。

今までは、Bluetoothアイコンのみが表示されていたのだが、ワイヤレスイヤフォン（もしくはスピーカー）を接続した時に限り、イヤフォンのバッテリー容量が表示されるように。

わざわざコントロールセンターを開かずとも残量を確認できるようになったので、地味に便利になった。

カメラ撮影のセッティングを保存しておけるように

「iOS 10.2」からは、カメラ設定が保存できるようになった。今更感がある機能ではあるが、これでカメラアプリを再起動したとしても、わざわざカメラのセッティングをする必要はなくなった。

設定は、［設定］アプリ＞［写真とカメラ］の「設定を保持」という項目から。

その他にも細かい仕様変更が行われている。上記以外の変更点に関しては以下に羅列しておくので、ザッと目を通してみて欲しい。

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