Apple、アプリのHTTPS通信(ATS – App Transport Security)必須化の延期を発表(デベロッパー向け)

app-apple

まだアプリのATS対応が完了していないデベロッパーの方に朗報。

今年の6月に、Appleはデベロッパーに対し、2016年中にアプリのHTTPS通信に対応することを求めていたが、この期日が2017年以降に延ばすことが発表された!

次回の締切日は発表されていないが早めの対応を

Appleは「iOS 9」及び「OS X 10.11」からATS(App Transport Security)という機能を導入。

ATS機能を有効化することにより、アプリ内でセキュアが確保されたHTTPS通信が可能になるわけだが、今年の6月に開催された「WWDC 2016」で全アプリにおいてATS対応が義務化されることが発表。デベロッパーへの対応を求めた。

WWDC16Keynote_EddyCue

そして、その対応期限が2016年12月末日までで、その期日が迫っていた状況だが、ここにきてAppleはATS必須化の期日を延ばすことを発表した。

App Transport Security (ATS), introduced in iOS 9 and OS X v10.11, improves user security and privacy by requiring apps to use secure network connections over HTTPS. At WWDC 2016 we announced that apps submitted to the App Store will be required to support ATS at the end of the year. To give you additional time to prepare, this deadline has been extended and we will provide another update when a new deadline is confirmed.

今回、同期限が延長された理由については明らかにされていないが、もしかするとまだ多くのアプリでATS化の対応が完了していないからかもしれない。

もし、ATS義務化された中、対応が完了していないアプリで通信しようとすると、強制的に接続失敗とみなされ通信が切断されてしまうため、それらのアプリの対応を促すために延長した可能性もある。まだ次回の締め切りについては発表されてはいない。

とりあえずまだATS化できていないデベロッパーの方からすれば、安心して年末年始を迎えることができるので、とりあえずは朗報とも言えるかもしれない。だが、元々は2016年末までの対応を求めていたことから、再度締め切りが設定されても日程的な余裕が十分にあるかどうかは不明だ。

もし、まだ対応が完了していないというデベロッパーの方がいたら、是非早めの対応を。

食べる!SSL! ―HTTPS環境構築から始めるSSL入門
(2014-11-10)
売り上げランキング: 21,835
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう