当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Google、iOS向け「Google Chrome」をオープンソース化 Chrome開発チームは数年の月日をかけて開発

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Googleのオープンソースプロジェクト「Chromium」に、いよいよiOS版「Google Chrome」が追加されることが、本日Googleから発表されている。

同社は、提供しているブラウザ「Google Chrome」の全バージョンをオープンソース化することを発表しており、すでにWindows、MacAndroid端末用の「Google Chrome」はオープンソース化が行われている状況だ。

だが、iOS版「Google Chrome」に関してはすんなりとオープンソース化することができず、GoogleのChrome開発チームは今回のオープンソース化のために何年もの月日を費やしたようだ。

google-chrome-download-offline-installer

その理由は、iOSでのブラウザアプリに関しては、AppleのWebKitレンダリングエンジンを使用することが義務付けられているから。

上記の理由から、GoogleはiOS版「Google Chrome」にChromiumベースのソースコードを使用してこなかった。だが、今回のオープンソース化に対しては、独自のレンダリングエンジン「Blink」のサポートも必要となり、同一のブラウザ内で二つのレンダリングエンジンを使う必要があったことから、かなりの労力が必要に。

Googleは、この数年間でソースコードに修正を加え続け、iOS版「Google Chrome」をChromiumベースに置き換えてきた。その作業が終了し、ようやくソースコードを公開することができるようになったという。

開発者にとってオープンソース化はとても重要なことだ。オープンソース化されたことで、開発者はプログラムの構造を把握することができたり、アプリの挙動を確認、修正したりすることができるように。また、アプリの開発スピードも早くなる可能性があるなど、使われる機会はとても多い。また、もしかするとオープンソースの提供で、iOS向けの新ブラウザアプリが登場するかもしれない。

iOS版「Google Chrome」のオープンソースコードはこちらからコンパイルできる。開発者の方々は必要に応じて使ってみてほしい。

[ via TechCrunch ]

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Android、Android ロゴ、Google、Google ロゴ、Google Home、Google Home ロゴ、Google Home Mini、Google Home Mini ロゴ、Google Nest Mini、Google Nest Mini ロゴ、Google Play、Google Play ロゴ、Google Play Music、Google Play Music ロゴ、YouTube、YouTube ロゴは、Google LLC の商標です。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。