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現在、スペインのバルセロナにおいて「MWC 2017（Mobile World Congress 2017）」が開催中なのだが、同イベント内でHUAWEIは新型フラグシップモデル「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」を発表しているので、両端末の詳細をお伝えしよう。

ライカと共同で開発した第2世代デュアルレンズカメラが搭載

「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」は従来端末の特徴を踏襲したデザインになっているものの、処理性能の向上だけでなく薄型化やカメラ性能の強化などあらゆる面でアップグレードを実現した新型端末となっている。

「HUAWEI P10」は5.1インチフルHDディスプレイを搭載。「HUAWEI P10 Plus」は5.5インチ2Kディスプレイが搭載され、より綺麗な画面表示が可能になっているとのこと。

リアカメラはライカと共同で開発した第2世代デュアルレンズカメラが搭載。2000万画素のモノクロセンサーと1,200万画素のRGBセンサーで被写体を鮮明に写し出す。

「HUAWEI P10」には「Leica Dual-Camera 2.0」と呼ばれるF2.2のレンズが、「HUAWEI P10 Plus」には「Leica Dual-Camera 2.0 Pro Edition」と呼ばれるF1.8の「Leica SUMMLUX-H Lens」のレンズが搭載されているとのこと。

また、デュアルレンズを活用したことで2倍の光学ズームが可能に。また、「レーザーAF」「ディプスフォーカス」「コントラストフォーカス」「像面位相差フォーカス」など4つのAFに対応。光学式手ぶれ補正も利用可能だ。

さらにフロントカメラ（インカメラ）も800万画素のライカカメラに。被写体を明るく写し出すために、F1.9のレンズを使用しているという。

端末の厚さは、両モデル共に6.98mm。カメラ性能は向上しているもののカメラレンズは出っ張りはない。また、2.5Dと呼ばれるカーブ型のディスプレイが採用されているが、同ディスプレイは昨年に発表された「Gorilla Glass 5」が採用されており、ディスプレイ強度は向上したようだ。

バッテリー容量は、「HUAWEI P10」が3,200mAh、「HUAWEI P10 Plus」が3,750mAh。HUAWEIによると、約1.8日程度の連続駆動時間を達成しているとのこと。

また、急速充電にも対応しており、30分も充電すれば、丸1日使えるほどバッテリーが回復するとのこと。

カラーバリーションは「セラミックホワイト / グラファイトブラック / ミスティックシルバー / ローズゴールド / プレスティージゴールド / グリーナリー / ダズリングブルー / ダズリングゴールド」の全8色。グリーナリーとダズリングブルーに関しては、色見本帳のPANTONEとのコラボレーションによって実現したカラーだという。

ストレージは「HUAWEI P10」が32GB / 64GB / 128G。「HUAWEI P10 Plus」が64GB / 128GB / 256GB。RAM容量はP10が4GBで、P10 Plusが4GBか6GB。

HUAWEIによると発売は3月からで、世界各国で販売を開始する。日本においては第1次販売国に選ばれておらず、いつ頃発売するかどうかについては明らかにされていない。ちなみに、ヨーロッパにおける販売価格は64GBモデルが649ユーロ（約7万7000円）で、「P10 Plus」が128GBモデル（RAM容量4GB）で799ユーロ（約9万5000円）となっている。

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