Samsung、エルゴノミクスデザインを採用したコントローラを付属させた新「Gear VR」を発表

SamsungのVRヘッドセット「Gear VR」で、コントローラが使用できるようになることが明らかになった。

本日、「Gear VR」を開発するSamsungは、バルセロナで開催されている「MWC 2017」で「Gear VR with Controller」の発表を行なっている。

モバイル向け「VRヘッドセット」にコントローラが付属するのはおそらく初めて

同日に同社が発表した製品は、「Gear VR」というVRヘッドセットに新たにコントローラを付属させたモデルだ。

同コントローラーは、同じVRヘッドセットを開発する「Oculus」と共同で開発したもので、「Oculus Touch」よりは小型のコントローラになる。ちなみに、モバイル端末向けの「VRヘッドセット」にコントローラが付属されるのはおそらく初めてのこと。

コントローラはエルゴノミクスデザイン(人間工学に基づいたデザイン)を採用し、人が使いやすいように配慮されて設計されている。

Samsungの公式ブログによると、このコントローラは以下の機能・特徴を持っているようだ。

  • ポイント、ドラッグ&ドロップ、傾き、撃つなどのさまざまなモーションを検知できるようになり、主にゲームなどで活用
  • コントローラのホームボタン、ボリュームボタン、背面ボタンでほぼ全ての操作を完結させることができるので、ユーザーは長時間利用しても疲れないように設計されている
  • ストラップが付属することで、激しい動きをした時でも安全に楽しむことができるように配慮

ちなみに、Samsungの公式ブログによると「Gear VR with controller」は、「Galaxy S7 / S7 edge / Note5 / S6 Edge+ / S6 / S6 Edge」との互換性があるとのことだが、Samsungは同コントローラが付属した「Gear VR」の価格や発売日についてはまだ発表していない。

Samsungの移動通信事業担当副社長Lee Younghee Lee氏は同コントローラーの導入によりVR体験を一般的なものにすること、そしてもっと簡単にVR体験ができるようにすることを目標にしていることを述べ、ゲームやビデオなどのVRコンテンツ事業へ注力していくことをブログ内で発表している。

コントローラが付属すると、楽しめるコンテンツの幅はかなり広くなる。例えば、マインクラフトのような3DゲームもVRヘッドセットをつけたままプレイすることができるようになる他、VRコンテンツをわざわざヘッドセットを外すことなく起動したり、中断したりすることができるようになるなど利便性が高まるのは間違いない。

まだモバイル向けVRコンテンツは多くないのが現状だが、物理コントローラの存在が当たり前になることで、いずれはモバイル向けにも魅力的なコンテンツが増えていく可能性が高い。

Oculusによると、新しい「Gear VR with contoroller」が利用できるタイトルは、すでに約70タイトル以上が開発中。既存のコンテンツも問題なく動作することが予想されるという。また、数週間以内にデベロッパーに対して開発用のSDK等が配布される見通しだ。

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[ via TechCrunch ]

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