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Google、次期Androidの「Android O」開発者向け初期プレビュー「DP1」を公開

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次期Androidの「Android O」の概要が、Googleから正式に発表された。

Googleは3月21日(日本時間3月22日)に、「Android O」の開発者プレビューを公開。同アップデートには多数の新機能が搭載されることが明らかになっている。

開発者向けにリリースされているため、多くは開発者向けの仕様変更や新機能が多い印象だが、一般ユーザー向けとしてはアプリの稼働を制限し、バッテリー消費を抑える「Background limits」機能や「ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)」機能、プッシュ通知の一覧表示を改善した「Notification Channel」などが搭載される予定だ。

「Background limits」は、先日リリースされた「Chrome 57」で搭載されたバックグラウンドタブの制限と似た機能。バックグラウンドに開いているアプリの稼働をシステム的に抑制しスマホの処理を軽減し、バッテリー消費を抑える仕組みだ。

この機能は、「Android 7.0 Nougat」でも同じような技術が搭載されているものになるが、「Background limits」はこれをさらに向上させたものになる。

そして個人的に気になるのは、「ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)」。タブレット用のAndroidにはすでに導入されているが、同機能がスマホにも搭載されるのは初。具体的な使用感は不明だが、YouTubeなどの動画をスマホ画面の一部で表示しながら、端末の操作をすることが可能になると思われる。

「Notification Channel」は、プッシュ通知をより分かりやすく整理する機能。スマホに届いたプッシュ通知をカテゴリ別にまとめ、視覚的により見やすくすることができるようになるという。

ユーザーは対応アプリの通知を細かく管理できるようになるとのことだが、その具体的な使い方についてはまだ未知数なところが多い。

「Android O」は、この他にもBluetoothオーディオの改善が実施され、LDACコーデックのサポートが行われるなど、多数の変更が実施される予定。詳しくは公式ブログの方を確認して欲しい。

今回提供が開始されたのは、「Android O」の初期プレビューとなる「DP1」。2017年5月に開催される「WWDC 2017」で、Android OSのより詳細な情報が発表され、同時に「DP2」が公開される予定だ。その後は「DP3」と「DP4」を経て、お菓子の名前を冠したOS名となり、一般ユーザーの元に正式リリースされる。

デベロッパープレビューが利用できるのは、Pixel / Pixel XL / Nexus 6P / Nexus 5X / Pixel C / Nexus Playerなど。詳細はこちらから確認して欲しい。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。