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Facebook、米国ユーザー向けにAIアシスタント機能「M」をMessengerアプリで提供開始

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Facebookのメッセンジャーアプリを活用している人にとって、やや嬉しいニュースが発表された。

Facebookは本日、Facebookの「Messenger」アプリに対してAIアシスタント機能「M」の提供を開始したことを公式ブログ内で明らかにしている。

メッセージのやり取りからユーザーの傾向を学習

今回提供が開始された「M」は、機械学習を活用したAIアシスタント機能。「Messenger」内のやりとりを自動で認識し、それらをアシストする機能が盛り込まれるという。

例えば、会話の流れから次にどのステッカーを送るかの候補を表示したり、待ち合わせ場所について話している場合はUberを呼び出すなど、ユーザーの次のアクションを予測してアシストする機能が搭載されているとのこと。Facebookによると、送金や投票機能、現在地の共有などにも対応している。

現状、サービス開始当初の「M」ができることは意外と少なく、生活が一変するような機能ではないのは間違いない。ただ、大事なのは「M」は機械学習を備えたAIアシスタント機能であるということ。

「M」はメッセージのやり取りから、ユーザーの傾向や思考を学習。その学習結果から最適なアシスト内容をユーザーに提示することができるという。この機械学習機能を無効化するオプションも用意されているため、同機能に不気味さを感じる人はオフにすることが可能だ。

このAIアシスタント機能が発表されたのは2015年8月。発表から約1年8ヶ月もの歳月がかかった今、ようやく提供が開始されたことになった。将来的には、商品の購入や旅行の手配など様々な面でユーザーのアシストを可能にすることを目標にしていると発表されている。

ただし、残念ながらこの機能はまだ米国内でしか利用することができず、日本での提供時期についてはまだ明らかにされていない。冒頭で”やや嬉しい”と表現したのはそういうことだ。

将来的には米国以外の国でも提供を開始する予定としているため、日本で使える日が来るのは割と近いとは思うが、利用したい人はもう少し辛抱する必要があるだろう。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。