当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

【レビュー】Aukeyの「EP-E1」はiPhoneでもAndroidでも使える高コストパフォーマンスなワイヤレスイヤホン

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

昨年秋に「iPhone 7」が発売になってから、注目度が一気に増したワイヤレスイヤホン。最近ではイヤホンの人気商品ランキングでも、ワイヤレスイヤホンが上位に食い込む程の人気ぶりだ。

この変化が起こった理由は、もちろん「iPhone 7」でイヤホンジャックが廃止されたから。今では街中でもワイヤレスイヤホンを使っている人が多くなった気がする。

ただ、ひとえにワイヤレスイヤホンといっても性能や価格は千差万別。

ワイヤレスイヤホンは、通常のイヤホンと違ってバッテリーが搭載されていたり電波の送受信機能が必要だったりするため、値段はどうしても高くなってしまいがちだ。

音質やクオリティを最も重視するなら、ある程度値段が高くてもやむなしだと個人的には思っているが、初めてワイヤレスイヤホンを買う人やサブ用のワイヤレスイヤホンを買う人にとって1万円以上の買い物は少しだけハードルが高いかもしれない。

もし初めてのワイヤレスイヤホンに悩んでいたり、サブ用にコスパが高い商品を探しているようだったら、ぜひ検討してもらいたい商品がある。それはAUKEYの「EP-E1」というワイヤレスイヤホンだ。

AUKEYの「EP-E1」は、約3,000円程度の価格で買えるにも関わらず、割と良い音を出してくれる良品。同製品については以下で詳しく紹介していこう。

「EP-E1」の重量はたったの16g 首や耳への負担はほとんどなく快適

こちらが、AUKEYのワイヤレスイヤホン「EP-E1」。今回はメーカーから直接提供してもらってのレビューになるのだが、お世辞抜きにして性能は割と高く、3,000円台のワイヤレスイヤホンの中では群を抜く性能かもしれない。

「EP-E1」の本体を撮影した写真はこちら。全体的にブラックとシルバーで作られたデザインでちょっぴり高級感あり。

ハウジングはシルバーで統一。表面は金属が研磨されたような仕上がりで、光が当たった時にキラキラ光ってクールだ。ハウジングの大きさは少しだけ大きめで、装着すると耳から少しはみ出る程度。

ケーブルの太さは割と細め。ただ、強い素材で作られているようなので、ちょっと引っ張ったりした程度で断線するほどヤワには作られていない。長さは割と短めだが、首の後ろを回した時にピッタリになるように作られているのか、道を歩きながら使っても邪魔になるようには感じなかった。

ケーブル途中には音楽再生コントロール用のリモコン(マイク付き)が備え付けられており、ボリュームのアップダウン、曲のスキップなどがコントロールすることができる。

また、イヤホン本体を充電する端子はこのリモコンに用意されている。リモコンのサイドにある充電ポートに蓋がはめられているので、充電する際は爪か何かで充電ポートを開けて、MicroUSBケーブルを接続する。ちなみに連続で使用できる時間は最大8時間と、こちらは標準的だ。

イヤホンの重量はたったの16gと鉛筆3~4本分くらいの重さに匹敵、使っていても重さを感じないほど。また、全体的にコンパクトに作られているので、ポケットに入れても邪魔にならず、サブ用のイヤホンとしても便利。メインのイヤホンのバッテリーが切れた時の繋ぎとしても使えるだろう。

イヤホンの種類は「カナル型」と呼ばれる耳に深く挿入して使用するタイプ。耳の中で固定するためのウィングチップが装着されており、ユーザーの耳にピッタリ固定できるように作られている。

装着感はかなり高い。個人差はあるかもしれないが、耳の中に入れるだけで引っかかるようで、装着するごとに微調整が必要な安物とはわけが違う。また、耳の中を圧迫することもないため長時間使っても苦痛ではない。これは、イヤホン自体がかなり軽く作られているということも関係しているのかもしれない。

音質は万人受けするドンシャリタイプ

次に、最も重要な音質について。

この「EP-E1」は典型的なドンシャリタイプ。低音強めで、迫力のある音質が魅力的だ。ただし、ほんの少しだけ低音が籠りがちなので、最初聞いた時にはぼんやりとした印象を受けるかもしれない。

ただ、しばらく聞いているうちに低音のボンヤリ加減は徐々に解消。使い込んでくると少しずつ印象が変わってくる。重低音が鳴った時に、少しだけ音がジリジリするのは少しだけ気になるところだが。

また「EP-E1」の最大の個性であるドンシャリ具体について一言。少し個人的な話をすると、僕自身は様々なジャンルの音楽を聴くため、どちらかというとバランス型のイヤホンが好きなのだが、「EP-E1」の音質はそこまで癖の強いタイプではないため、ドンシャリが苦手な僕が使っても苦にならない程度。

音楽全体のバランスを崩さない程度の程よい低音が心地よく、僕のようにドンシャリが苦手な人でも問題なく使えると思っている。そういう意味では、この「EP-E1」は低価格帯のワイヤレスイヤホンの中では万人受けするイヤホンだと個人的には思う。

ワイヤレスイヤホンなので、音の途切れなども気になる人もいるだろう。しかし、安心してください。スマホとの接続が切れたり、ブツブツしたこともなく、ずっと快適に使うことができる。

僕は「iPhone 7」の他にも複数のAndroid端末やMacとも接続してみたが、いずれの端末でも不快感を一切感じず使うことができた。内蔵されているマイクを使って、通話するのも快適だった。

ハウジングにはマグネットが仕込まれており、両方のイヤホンをくっつけることが可能

以上が「EP-E1」の特徴と使用感。

まとめると、小型で持ち運びしやすく、装着性が高いため長時間の使用が可能。低価格ながら、性能はそれなりの低音寄り良カナル型イヤホンだ。

今までの僕だったら、確実に良いイヤホンが欲しいようだったら「それなりの値段のするイヤホンを買え」と進めていたところだが、「EP-E1」を使ってからは少し意見が変わった。

高品質、ハイクオリティなイヤホンを求める方には、これまでと変わらず高級イヤホンをお勧めするが、ワイヤレスイヤホンの入門編として購入、もしくはサブ用のワイヤレスイヤホンを必要としているようだったら、「EP-E1」という低価格なイヤホンを手に取ってみても良いのではないだろうか。

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。