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【レビュー】Apple Watch用虹色バンド「プライドエディション ウーブンナイロン」をレビュー セクシャルマイノリティの象徴レインボーカラーをモチーフにした新色バンド

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2017年6月6日、Appleは開発者向けイベント「WWDC 2017」の基調講演を米サンノゼで開催。同イベントでは、新型端末を含む多数の新商品が発表され、同時にApple Watch用の新バンドも販売が開始された。

今回、その中でも最も話題になった、レインボーカラーの新バンド「プライドエディションウーブンナイロン」を購入してみた。昨日、早くも同製品が手元に届いたので、早速使ってみた様子を写真付きでお伝えしようと思う。

セクシャルマイノリティーの尊厳を象徴する「レインボーフラッグ」をモチーフにした虹色バンド

今回紹介するApple Watchバンドは、ウーブンナイロンの新色「プライドエディションウーブンナイロン」。昨年6月に米サンフランシスコで開催されたLGBTイベント「プライド・パレード」に参加したApple従業員に配られた限定エディションが、今回初めて一般ユーザー向けに販売された形だ。

こちらが「プライドエディションウーブンナイロン」のパッケージ。箱や梱包は相変わらずしっかりしていて、さすがAppleと思わせる高級感に溢れていた。だが、他の純正バンドとほぼ同じパッケージングになっており、特に「プライドエディション」ならではの特別な仕様があるわけではなかった。

中を開けてみると、こちらも他バンドと同じように梱包されており、特別なステッカーだったり、説明書きは一切なし。元々はLGBTなどセクシャルマイノリティーイベント向けに作られたバンドかもしれないが、Appleとしてはこれらの経緯を抜きにして、普通のファッション用バンドとして提供しているのかもしれない。

バンドは鮮やかなレインボーカラー。赤、オレンジ、黄、緑、青、紫の6色によるストライプで、LGBTを象徴するレインボーフラッグをモチーフにしたデザインになっているものの、通常のファッションアイテムとしてもかなりオシャレ。

ただ、スーツを着る時などビジネスで使うことはかなり難しいので、仕事がないオフの日にTシャツやポロシャツ、おしゃれワイシャツなんかと組み合わせて使うといいと思う。

ただ、配色があまりに明るいので、おとなしめのファッションが好きな人にとっては、少し派手に感じるかもしれない。

バンドの素材はウーブンナイロン。500本以上の糸から作られたこのバンドは意外と硬く、腕にがっちりとフィットするように作られている。腕を振って歩いても「Apple Watch」がズレないため個人的にはかなりお気に入り。

しかも糸で作られているため肌触りが良く、シリコンバンドなどに比べると通気性に優れ、蒸れづらい。梅雨時期や夏場でも使用できるのが嬉しいところだ。

ただし、繊維素材なので人の汗を吸いやすく若干汚れやすいというデメリットも。残念ながら、水洗いもできない(洗えはするが、Appleは非推奨としている)ので、お醤油やソースなどを垂らすのも厳禁だ。

美錠と”つく棒”はおそらくステンレス製。巻きつけたバンドを抑えるための遊革もレインボーカラー仕様だ。

今回、僕が装着したApple Watchは、「Apple Watch Series 2 ステンレススチールケースモデル」。ポップなカラーであることから、アルミニウムケースの方が合うかと思いきや、意外とステンレススチールにもデザインはピッタリ

また、レビューするにあたって僕以外の男性や女性の方にも身につけてもらったが、やはり「プライド・パレード」で使用できるように制作されたものなだけあって、どちらの性別でも問題なく使用できるようだった。

「プライドエディション ウーブンナイロン」は、元はLGBTを象徴するレインボーフラッグをモチーフにした製品。自身がセクシャルマイノリティである方や、そういった方々を応援するつもりで購入するのもありだろう。

ただ、製品パッケージやAppleのマーケティングの仕方を見ている限り、Appleがセクシャルマイノリティの運動を全面的に推した製品というわけでもなさそうなので、個人的にはこれを身に着けるのに必ずしも特別な理由は必要ないと思う。

むしろ、普段から使えるようなオシャレバンドになっているため、普通にファッション感覚でレインボーカラーを楽しんでいただけたらと思う。

「プライドエディション ウーブンナイロン」のラインアップは、Apple Watchの38mmモデル用 (手首サイズ125~195mm) と、42mmモデル用 (手首サイズ145~215mm) の2種類が用意されている。

価格はいずれも5,800円(税別)になっているので、もし興味がある方は各Apple StoreもしくはApple公式サイトから購入を。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。