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Facebook、「Messenger」アプリ内での広告表示を日本を含む全ての国・地域で実施へ

 

今年1月、Facebookは「Messenger」アプリ内で広告を表示するテストを行っていることを発表。すでにタイやオーストラリアのユーザーには広告のベータ版が表示されていたが、今後は全世界のユーザーに広告が表示されることになるようだ。

現地時間7月11日、Facebookは「Messenger」アプリ内における広告表示を全ての国と地域で実施することを発表している。

「Messenger」アプリ内での広告表示を世界中で実施

Facebookの発表によると、以前からタイやオーストラリアのユーザー向けに行われていた「Messenger」アプリ内の広告表示のテストでは良好な結果が得られたことから、世界中での配信を決定したとのこと。

アプリ内で広告が表示される場所は、「メッセージ」タブ内。以前までは”カルーセル”と呼ばれる、広告を水平にスライドできるようなデザインで表示が行われていたが、今後の配信では1つの広告が大きく表示されるタイプに切り替わる。これにより、1つの広告への注目度をあげる作戦のようだ。

スマートフォンの小さな画面に大きく表示される広告は人によっては邪魔に感じてしまうかもしれないが、企業側からすれば毎日12億人以上が利用する「Messenger」アプリで広告を表示できることは非常に大きなビジネスチャンスとなるはず。広告の配信は、今月末から一部のユーザーに向けて表示され始める。

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