昨日、トルコの開発者Lemi Orhan Ergin(@lemiorhan)氏のツイートによって、macOS High Sierraには重大な不具合が存在することが判明している。
その不具合とは、ユーザー名に「root」と入力することによって、管理者アカウントにログインができてしまうというもの。不具合の存在が確認されてから、Appleはおよそ24時間で同問題を解決することに成功したものの、今回の不具合はあまりに影響が大きかったため、Appleは同不具合の影響を受けたユーザーに対して、謝罪文を公開している。
公開した謝罪文で、Appleは「脆弱性の存在するmacOSをリリースしてしまったこと、またユーザーを不安にさせてしまったことに対してお詫びする」「このような事態が二度と起きないように、開発プロセスを監査する」とコメントしている。
ちなみに、同問題に関しては11月30日未明に公開されたセキュリティアップデート「Security Update 2017-001」で不具合が起きないように対策をすることが可能。「macOS High Sierra」をインストールしている方は、早急にセキュリティパッチをダウンロードしよう。
同セキュリティアップデートは、Mac App Storeからダウンロードが可能だが、こちらのページから直接ダウンロードすることが可能なので、いずれかの方法でセキュリティパッチの入手を。
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