【レビュー】Tronsmartのスタンド型ワイヤレス充電器「Air Amp」ーー「iPhone X/8」にも対応

12月19日、アクセサリメーカーのTronsmartは新製品「Air Amp」を発売した。

「Air Amp」は、Qi規格に準拠したスタンド型ワイヤレス充電器。同規格に対応したデバイスを立てかけることで、ワイヤレス(ケーブル無し)で充電することができるスマート機器だ。

同製品の発売に先駆けて、当ブログでは「Air Amp」を事前提供していただいて試しに使うことができた。「iPhone X/8」対応ということもあり、手元に届く前から大いに期待していたのだが、個人的にはそこそこ満足度の高い製品に仕上がっている印象を受けた。早速だが、特徴や実際に使ってみた感想などと合わせて、同製品の注目ポイントをご紹介したいと思う。

「iPhone X / 8」のワイヤレス充電をサポート

Tronsmart Air Amp」は、前述の通りスタンド型のワイヤレス充電器となっていて、スタンド部分にデバイスを立てかけることで、ワイヤレスで充電することができる。スタンド型のため、画面をわざわざ覗き込まなくても通知が確認できたり、動画を見ながらの充電もできてしまう便利アクセサリだ。

本体デザインは、以前紹介したRAVPowerのワイヤレス充電器と同じくブラックカラーの土台に斜めに立つスタンドが特徴的。ただし、印象としては「Air Amp」の方が縦にシュッと細長いものの、背中はガジェット感がある見た目をしている。

この”ガジェット感”の理由は、背面上部に冷却ファンが用意されているから。ワイヤレス充電はどうしても送電ロスが存在することから熱が発生しがちだが、「Air Amp」にはこの熱を逃がすための工夫がなされている。

実際にデバイスを充電してみると、デバイス側が熱くなることはほとんどない。冷却ファンも、PCやMacに搭載されているような強力なものではないので音はほぼ聞こえない。静かな環境で仕事していた時も、鬱陶しく感じることはなかった。

また、底面にはゴム製滑り止めが用意されているため、机の上で動くこともなく、安定した充電環境を提供することができている。

ちなみに、microUSBや専用の電源アダプタを利用するのが一般的なワイヤレス充電器だが、同充電器はUSB-Cケーブル経由で電源を供給する仕組みになっている。ただし、付属品としてUSB-A to USB-Cケーブルが同梱されており、別途ケーブルを購入する必要はないのでご安心を。

最大10Wの急速充電に対応 ただしiPhone、お前はダメだ

ここからは、同充電器の性能について紹介したい。「Air Amp」は、最大10Wの出力に対応し、対応端末であれば急速ワイヤレス充電を利用することができる。ただし、「iPhone 8 / 8 Plus」「iPhone X」の場合は急速充電を利用することができず、これらの端末でワイヤレス充電をする場合は5Wでの通常充電になる。

「iPhone 8 / 8 Plus」そして「iPhone X」は、「iOS 11.2」から7.5Wでの急速充電に対応しているのだが、これは7.5W出力に対応した製品のみで利用可能。もともと「Air Amp」は7.5Wでの出力に対応する予定だったのだが、技術的な理由から対応できなくなったとのこと。この点は少々残念。

保護ケースを装着していても充電は可能 ただし厚みがあるケースだと充電できない場合も

ただし、7.5W充電も劇的に充電速度が速くなるわけでもないため、個人的には5Wでの充電でも十分だと感じている。実際に充電してみると、「iPhone X」の場合は2~4時間程度で満充電までもっていくことができる。

もちろん、有線充電に比べたらスピードは遅いものの、使わないときに充電器に置くだけでバッテリーが回復してくれているのはとても便利。ついつい充電を忘れる方にオススメしたい。

横置きにすれば動画を見ながら充電も可能

「Air Amp」のもう一つの特徴。それは、スタンド内部にワイヤレス充電用コイルが二つ設置されている関係で、縦置きだけでなく横置きでも充電することができるという点。YouTubeやAbema TVなどの映像コンテンツを見ながら充電することができるため、この点はスタンド型充電器の最大の魅力と言っても良いだろう。

筆者の場合は同製品をiMacの近くに置いているため、家に帰って来たらとりあえずiPhoneを充電スタンドに立てかけることで、Macを使っている最中に来た通知をiPhoneで確認することができる。

気になった通知や返信が必要な時はスタンドからiPhoneを手に取り、使い終わったらまた充電器にセッティングして充電を再開するだけ。ケーブルを挿す手間やケーブルを気にしながらスマホを使う必要もないため、とてもスマートだ。

ちなみに、充電中であるかどうかは充電器の底面に用意されたLEDで確認ができる。デバイスを置くと光るこのLEDは、やんわりとした緑色なので、寝室でも利用できるように配慮がなされている点も大事なポイントだ。

安価な「Air Amp」、初めてのワイヤレス充電器としても最適

以上が「Air Amp」の特徴や良い点、気になった点などだ。大まかな仕様を以下の表にまとめてみたので、今一度内容を確認していただきたい。

入力 5V/2.0A, 9V/1.8A
出力 5V/1A, 9V/1A
(iPhone:7.5W急速充電には非対応)
充電可能距離 4〜8 mm
寸法 118.1 × 74 × 66.7 mm
重量 259g
同梱物 本体
USB-A to USB-Cケーブル (1m)
説明書
保証書
販売ページ Amazon.co.jp
価格 1,989円(税込)

「iPhone 8」や「iPhone X」の登場と同時に注目を集めているワイヤレス充電器。iPhoneがワイヤレス充電に初めて対応したことから、日本でも多くのユーザーが興味を持っているようだ。

ワイヤレス充電は、決して新しいテクノロジーではないものの、自分が持つ端末がワイヤレス充電に対応したとなれば、やはり試してみたいと思うもの。

筆者もこれまで多数のワイヤレス充電器をテストしてきたが、それぞれの製品に特徴があり、どれがベストかを答えるには難しい。しかし、少なくとも「Air Amp」のクオリティはかなり高く、十分にオススメできる製品だと感じている。もちろん、iPhoneユーザーにとっても。

価格も1,989円と比較的安価なので、気軽に購入できるのも良い点。もし、ワイヤレス充電器の購入を検討しているなら、同製品を検討してみてはどうだろうか。商品概要は以下から確認を。

他のワイヤレス充電器に関するレビューについては、以下の記事を参考にしていただきたい。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。