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Face IDを初導入した「iPhone X」、現時点ではアプリの「承認と購入のリクエスト」機能で購入承認ができないことが判明

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先日、「iPhone X」の在庫状況が改善され、Apple公式サイトから購入した場合、早ければ注文の翌日に製品が手元に届くようになった。

在庫状況の改善によって、中には「iPhone X」をようやくゲットできた方もいるかもしれないが、家族で購入アプリを共有できる「ファミリー共有」を利用していて、かつ未成年の家族のために「承認と購入のリクエスト」機能を有効にしている場合は注意が必要だ。

その理由は、「iPhone X」のFace IDでは「承認と購入のリクエスト」の承認ができないからだ。

「承認と購入のリクエスト」でFace IDを使った承認ができず

「承認と購入のリクエスト」は、未成年の子どもがiTunesやApp Storeでアプリを無料ダウンロードもしくは購入する際に、親が「承認」をすることでアプリを入手できるようになる機能。子どもにアプリを選ぶ自由を与えながら、購入するかどうかの決定権は親が握ることができるため、安心して子どもにiPhoneを持たせることができる便利な仕組みだ。

これまで、同機能では子どもが購入したいアプリのページで「購入」ボタンをタップすると、親の端末にプッシュ通知が届き、親はTouch IDを利用することで購入を承認することができるようになっていた。

しかし、Face IDでは同機能の承認ができず、実質「iPhone X」を利用している親は毎回Apple IDのパスワードを入力する必要がある。

これからの時期には、子どもたちはお年玉をもらうことになるため、ゲームやアプリ内購入の頻度が高くなる可能性がある。その度に親が毎回パスワードを手打ちしなければならないのはとても不便だ。

「承認と購入のリクエスト」のFace ID対応がいつ頃になるのかは不明。サポートフォーラムを覗いてみても、解決策は今のところないとのことなので、「iPhone X」を利用している親はしばらくは不便な状態が続くことになりそうだ。

[ via ArsTechnica ]

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。