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RAVPower RP-PB201 レビュー | 13インチMacBook Proもフルスピード充電できるコンパクト型モバイルバッテリー

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スマートフォンユーザーの必需品、モバイルバッテリー。外出時や災害時など電源がない環境でもスマホ・タブレットを充電できることから、いざという時のために普段から1つは持ち歩いている方も多い。

そのモバイルバッテリーは近年、小型化が進んでいる。例えば、以前に当サイトで紹介したRAVPowerの次世代モバイルバッテリー 「RP-PB186」 は、10,000mAhという大容量バッテリーと急速充電機能を搭載していながら、手のひらに収まるほどの超コンパクトサイズを実現していた。

今回、その 「RP-PB186」 の高出力・大容量版となる新型モバイルバッテリー 「RP-PB201」 がRAVPowerから発売した。本製品の魅力は高出力、大容量、コンパクトの3点。なんと最大60Wの高出力に対応しており、スマホ・タブレットだけでなくMacBook Proなどのラップトップ端末も充電できる性能。しかも相変わらずのコンパクトさで、屋外への持ち出しも手軽だ。

今後の主力機になりえる 「RP-PB201」 。今回も販売元であるSUNVALLEY JAPANから事前に製品を提供していただき実力を試すことができたので、使用感をレビューとしてお伝えする。前回紹介したRP-PB186よりも高出力・大容量なモバイルバッテリーを探している方は、ぜひ本レビューをチェックしていただきたい。

高出力・大容量・コンパクトを兼ね揃えた高性能モバイルバッテリー

今回紹介する 「RP-PB201」 は、前述したとおり以前発売したRAVPowerの10,000mAhモバイルバッテリー 「RP-PB186」 の上位版。LG化学製 “21700” 円筒形リチウムイオン電池の採用により、大容量でありながらコンパクトサイズを実現したRP-PB186を、さらに高出力・大容量化させた製品だ。

バッテリー容量は従来モデルの倍にあたる20,000mAh。スマホ・タブレットだけでなく、ラップトップ端末も充電できてしまうほどの大容量だ。

サイズは約151.7 × 66.7 × 25.2mm。実際に手に持ってみると少し厚みは感じられるものの、高さはiPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxの中間くらいと20,000mAhのモバイルバッテリーとは思えないくらいコンパクト。RP-PB186に比べてバッテリー容量が倍になったはずなのに、サイズがそこまで大きくなっていないことに驚いた。

バッテリー残量をチェックできるインジケーターも搭載

搭載ポートはUSB-CとUSB-Aの2種類が用意されていて、USB-Cポートは入出力のどちらにも対応、USB-Aポートは出力のみに対応している。これら2つのポートを使用することで2台のデバイスを同時に充電することが可能だ。

ポート 規格
USB-C (出力) 最大60W (5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A)
USB-A (出力) 最大18W (5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A)
USB-C (入力) 最大30W (5V/3A, 9V/3A, 12V/2.5A, 15V/2A, 20V/1.5A)

各ポートの最大出力はUSB-Cが60W、USB-Aが18W。2ポート合計で60Wの出力に対応する。それぞれUSB-CポートはUSB-PDに、USB-AポートはQuick Charge 3.0に対応しているため、これらの規格に適合するデバイスであれば急速充電することが可能だ。

実際にデバイスを充電してみた

RP-PB201の実力を試すべく、iPhone XS MaxとMacBook Pro (13インチ) などを実際に充電しながら、各ポートの仕様を簡単に検証してみた。

最大60W出力が可能なUSB-Cポートから。検証のため、まずはiPhone XS Maxを充電してみた。

iPhone XS MaxはUSB-PDとUSB-C to Lightningケーブルを使うことで高速充電が利用できるが、RP-PB201のUSB-Cポートを使って充電したところ、約18W(8.76V/2.0A) で充電できることが確認できた。

そしてMacBook Pro (13インチ) でも確認。Apple純正のUSB-C to Cケーブルを使うことで約50〜60Wあたりで充電できることが確認できた (写真は約53W(19.5V/2.76A)の出力を確認した際のもの) 。

MacBook Pro(13インチ)の純正電源アダプタとほぼ同じ出力でモバイルバッテリーから充電できたことに、素直に感動。バッテリー容量の関係でずっと充電し続けることは難しいが、いざというときの緊急用バッテリーとしてはかなり安心感があるように感じた。

次に最大18Wの出力が可能なUSB-Aポート。iPhone XS MaxをUSB-A – Lightningケーブルで充電したところ5W(5.19V/0.79A)前後で充電できた。

最後にUSB-CとUSB-Aの両方のポートを使ってデバイスを充電してみた。USB-CポートからMacBook Pro(13インチ)を、USB-AポートからiPhone XS Maxを充電したところ、USB-C側から約43W、USB-A側から約6Wの合計49Wで充電できていることが確認できた。MacBook Proだとバッテリー量の関係でフル充電ができないため筆者はこういった使い方はあまりしなさそうではあるが、いざ両方のバッテリーがなくなったときなどは便利かもしれない。

参考までに、RAVPowerが公開している各デバイスの満充電までの所要時間を掲載しておく。

製品名 満充電までかかる時間
iPhone 11 Pro Max 約116分
iPhone 11 Pro 約99分
iPhone XS 約131分
Galaxy Note10 約82分
Galaxy S10 約107分
iPad Pro 11 inch (2018) 約143分
MacBook Pro 13 inch (2016) 約113分

ちなみに、USB-Cポートは入力ポートも兼ねていて、このポートを使ってバッテリー本体を充電できるようになっている。USB-Cポートは最大30Wの入力まで対応。30WのUSB-PD対応電源アダプタがあれば3時間ほどでフル充電できる。

まとめ:13インチMacBook Proもフルスピード充電できる、頼もしいモバイルバッテリー

以上、RP-PB201の特徴や使用感をお伝えした。コンパクトながら大容量、MacBook Proも充電できるほどの高出力でどんなデバイスも充電できる万能モバイルバッテリー。スマートフォンやタブレットだけでなく、ラップトップ端末を持ち歩く機会が多い方はRP-PB201がきっと役に立ってくれるはずだ。

RP-PB186と異なる点はバッテリー容量と最大出力、サイズと重量、そして価格だ。RP-PB186も姉妹モデルとして販売が継続されるため、これらの点を踏まえた上で自分の使い方にあったモデルを選ぼう。どちらにするか迷った場合は 「大は小を兼ねる」 ということで、RP-PB201をオススメしたい。

RP-PB201はAmazonで7,599円(税込)で販売中。カラーは現時点ではブラックのみが購入可能で、2月14日にホワイトモデルが登場する予定だ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。