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【レビュー】RAVPowerのUSB-PD対応マルチポート充電器、最大45W出力でMacBook Proも充電可能

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MacBookやMacBook Proの所有者にとって一番のストレス、それはUSB-PD対応製品が少ないということ。

USB-PDに対応した充電器は、純正アダプタの他にはサードパーティ等から数えられるほどしか販売されていないため、おそらく多くのユーザーが純正の電源アダプタを持ち歩いているのではないかと思う。しかし、この重たい電源アダプタを持ち歩いたとしても、残念ながら充電できるのはわずか1台のみ。同時にiPhoneなどの端末を充電することはできない。

MacBook ProのUSB-CポートからはiPhoneを充電することもできるが、そのためには別途「USB-C to Lightningケーブル」もしくは「USB-C – USBアダプタ」を購入する必要がある。これらを全て持ち歩くとなると、荷物の量はそれなりになってしまうため、できれば荷物は減らし、もっとスマートな生活を送りたい。

これを実現できる製品が、RAVPowerから登場した。その名も「RAVPower USB-C充電器(RP-PC059)」。最大60W出力に対応し、搭載されているUSB-CポートからはMacBook Proの充電も可能だ。当記事では、同製品について詳しく紹介していきたい。

MacBook Proを充電しつつ、iPhoneの充電も可能なマルチポート充電器

こちらが、今回紹介する「RAVPower USB-C充電器 (RP-PC059) 」。以前に紹介した「RAVPower RP-PC028」と同じく、複数の充電ポートを備えたマルチポート充電器だ。

RAVPower RP-PC028」との違いは、充電ポートの個数と、ポートの種類が一部異なること。

搭載されている充電ポートは、USB-Aタイプが4つ、そしてUSB-Cタイプが1つ。それぞれのポートについて解説していこう。

まずは、4つのUSB-Aポートについて。こちらはRAVPowerの独自技術iSmartに対応しており、接続されたデバイスに応じて最適な電流を流すことが可能だ。

例えば、iPhoneとiPadでは充電するために必要な電力が異なる。iPhoneの場合は5W程度で充電することが可能だが、iPadに関しては最低でも10Wの出力が必要。

しかしRAVPowerのiSmartは、どちらのデバイスが接続されたかを自動的に識別するため、iPhoneでもiPadでも接続さえすれば最大出力で充電することができる。特に何かユーザー側で気を使う必要はなく、とりあえず充電ケーブルに挿しておけば、自動的に端末を充電することが可能だ。

そして、同製品の最大の特徴であり、注目していただきたいのが「USB-Cポート」。このポートは、ここ数年で採用される機会が増えている急速充電規格「USB-PD(Power Delivery)」に対応したもの。

最大45Wの出力に対応しており、「MacBook」をはじめ、「MacBook Pro(13インチモデル)」などのUSB-PD対応デバイスを充電することが可能だ。もちろん、ニンテンドースイッチも充電することができる。

ただし、注意していただきたいのが「MacBook Pro」に関してはフルスピード充電ができないという点。「MacBook Pro」の13インチモデルは61W、15インチモデルに関しては最大87Wでの充電ができる仕様になっているが、同充電器では最大45Wでの充電のみとなっている。

13インチモデルに関しては、使用しながら充電することが可能だったが、やはり「普段使いとしては純正の充電アダプタが最適」という結論に至った。

ちなみに、Appleは「iPhone 8」シリーズから、USB-PDを利用した急速充電機能をユーザーに解放しているが、今回紹介したRAVPowerのマルチポート充電器であれば同急速充電機能を利用することが可能だ。

方法は「USB-C to Lightningケーブル」で、iPhoneと「RAVPower USB-C充電器 (RP-PC059) 」を接続するだけ。

対応している端末は、iPhoneでは「iPhone 8 / 8 Plus」と「iPhone X」。そして「iPad Pro」の各端末。iPhoneであれば30分で約半分ほど充電することができるため、急いでバッテリーを復活させたい時などに役立つだろう。

ちなみに、「RAVPower RP-PC059」の本体デザインについても触れておきたい。今回、提供してもらったのはホワイトモデルだが、このほかにもブラックモデルも用意されている。周辺デバイスを黒系で揃えている方はブラックを選択するといいだろう。

また、本体サイズは非常にコンパクト。さらに軽量化が図られているため、基本は家で使用するものだとは思うが、旅行など外に持ち出す際にもきっと役立つはずだ。

同時に充電できる端末の数は5台となっているため、家族や友達とシェアして使うこともできる。またマルチポート充電器にありがちな、どデカイ電源アダプタではなく、細身タイプで部屋のコンセントを埋めない仕様になっているなど、使い勝手はかなり良い。

また、海外旅行でも安心して使用することができる。AC100-240Vの入力電圧に対応しているため、アメリカなどはもちろん、ヨーロッパなどの高電圧地域でも使用可能。また過充電、過電流、過電圧、ショートに対する保護機能が付いており、自身のデバイスや充電器を保護する仕組みが搭載されているため、海外旅行での電源にまつわるトラブルを心配しなくてもいいはずだ。

今回、筆者はレビュー用に「RP-PC059」を提供してもらったが、約2週間ほど使ってみた結果、同製品は誰にでもオススメできるものであると感じている。

特にオススメしたいのはUSB-PD対応製品を持っている方で、人気のアクセサリメーカーAnkerでさえも30W出力が最大だが、「RP-PC059」は最大で45W出力が利用可能。「MacBook Pro(13インチモデル)」でも使いながら充電することができるなど、USB-PD対応デバイスを持っている方はきっと満足できる製品だと思う。

筆者はUSB-C対応デバイスを多数所有しているため、「RP-PC059」のUSB-Cポートを利用する機会はかなり多かった。これまでは、自宅のデスクトップに前モデルを置いて使っていたが、今後は新モデルの「RP-PC059」を積極的に使っていきたいと思う。

「RP-PC059」はAmazonで購入することができる。価格は3,999円とUSB-PD対応製品の割には非常にリーズナブルな値段設定になっているので、USB-PD対応製品をお持ちの方などは是非購入を検討してみていただきたい。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。