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【レビュー】RAVPowerのカーチャージャー「RP-PC062」、車内でもMacBook Proを急速充電!

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ここ数年、急速充電規格「USB-PD」に対応したデバイスの数が増えている。「MacBook」を始め、「MacBook Pro」や「Huawei MateBook」、そして家庭用ゲーム機の「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」などにも採用された。

この「USB-PD(Power Delivery)」という規格は扱える電力量が大きいため、大容量のバッテリーを搭載したデバイスを短時間で充電することができる上に、消費電力の大きなデバイスに電源を供給することができる。

また、「USB-C」という共通のポートを使用するため、デバイス毎に電源ケーブルを持ち歩く必要がなく、荷物をコンパクトにすることができるというメリットがある。

ただしデメリットとしては、USB-PDに対応した製品が少ないということ、特に車関係。昨年から今年にかけてUSB-PD対応デバイスは増えてきた印象があるが、それでも車内電源からUSB-PDを使った充電ができるカーチャージャーは数が限られていた。

しかし、先月27日にRAVPowerから新型カーチャージャー「RP-PC062」が登場。「RP-PC062」は、車内でUSB-PDが利用できる念願の製品だ。

今回は「RP-PC062」のサンプルを提供してもらい、実際に普段の生活の中で使ってみた。使用したのは約1週間程度だが、同製品の特徴はしっかりと把握することができたので、当記事では使用感や気になった点などの詳細をお伝えしたい。

車内でUSB-PD充電が利用可能に

こちらが先月末に発売したばかりの新製品「RP-PC062」。形状はTの字で、車のアクセサリソケットに挿しこむことで電源を供給することができる。

本体カラーは光沢のあるブラック。表面には傷がつきやすい素材が使用されており、お日様の下で見ると擦り傷が割とハッキリと見えてしまうようだ。車内で使うため難しさはあるが、なるべく傷をつけないように使うことを心がけよう。

搭載されているポートは「USB-C」と「USB-A」ポートの合計2種類。

まずは「USB-A」ポートに関してだが、こちらは5V/2.4Aの出力に対応しており、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンを充電するのに最適だ。RAVPowerの独自技術「iSmart」によって、接続されたデバイスに応じた最適な電流を流す仕様になっており、ユーザーが何か調節したりする必要は一切ない。

そして、もうひとつのUSB-Cポートについて。こちらは前述の通り「USB-PD (Power Delivery)」に対応しているポートだ。最大出力は45W、MacBook Pro(13-inch)」や「MacBook(12-inch)」などの高出力を必要とするデバイスを同ポートで充電することが可能だ。

また、Nintendo Switchを充電することもできるため、車内で暇な時に遊ぶこともできる。GW等の大型連休中の大渋滞にハマったときや、駐車場で人を待っているときなどに役立つかもしれない。

ちなみに、USB-C to Lightningケーブル」を使用することで「iPhone 8 / 8 Plus」「iPhone X」を急速充電することもできる。実際、同ケーブルで「iPhone X」を使用したところ、わずか30分程度でiPhoneのバッテリーを50%近く充電することができた。

1週間ほど「RP-PC062」を使ってみたが、同製品に不満を感じることはほとんどなかったが、強いてあげれば「ヘッド部分がコンパクトではない」ことと、前述したように「擦り傷が目立つ」ことが挙げられる。

擦り傷の件に関しては、極力傷をつけないことを心がける(もしくは気にしない)として、大きさに関してはT字のヘッドがアクセサリソケットから出っ張る形となるため、少なからず存在感を感じることも。

筆者はこれまで、Aukeyのコンパクトカーチャージャー「CC-T8」を使用していた。同製品は急速充電規格「QuickCharge 3.0」に対応していながらアクセサリソケットから少し頭が出る程度とかなりコンパクトだったため、RAVPowerの「RP-PC062」に替えた時に余計大きく感じてしまった。とはいえ、RAVPowerの方もカーチャージャーの中では標準的なサイズであるため、使用するには全く問題にはならないはずだ。USB-PDに対応するためには、部品の大型化は仕方ないことなのかもしれない。

「RP-PC062」はUSB-PDに対応しているため、同規格を搭載した製品を持っているユーザーにとって重宝されるだろう。筆者もUSB-PD対応デバイスを複数持っているため、今後は同製品を使用する機会がとても多くなりそうだ。

これまで車内で充電するのが難しかったデバイスが「RP-PC062」を使えば充電できるようになるはず。対応デバイスをお持ちの方は買い換えを検討してみてはどうだろうか。

「RP-PC062」は12Vと24V車のどちらにも対応。普通乗用車はもちろん、トラックなどの大型車でも利用することができる。価格はAmazonで2,199円(税込)だ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。