RAVPower RP-PC120 徹底レビュー | MBAユーザー必携。世界最小レベルの30W USB-PD充電器

今年8月、筆者はMacBook Proのお供に最適なUSB充電器としてRAVPowerの 「RP-PC112」 をご紹介したが、それよりも少しだけ性能を落とし、代わりにさらなるコンパクト化を実現、お求めやすさを追求したUSB-C充電器 「RP-PC120」 がRAVPowerから登場した。

今回紹介する 「RP-PC120」 は、最大30W出力のUSB Power Deliveryに対応したUSB-C充電器。最大の魅力は世界最小クラスの本体サイズ、そして軽量さにあるが、当レビュー記事では本製品の魅力を余すことなくお伝えできればと思う。

以下、製品レビュー。

(提供:SUNVALLEY JAPAN)

超小型・軽量の30W USB-C充電器 「RP-PC112」

前述のとおり 「RP-PC120」 は、非常にコンパクトなUSB-PD充電器だ。

初めて箱から取り出したときにはその小ささにかなり驚いた。本体サイズは約42 × 42 × 30mm。縦と横の長さはおよそApple Watch Series 4の42mmモデルあるいはSeries 5の44mmモデルと同じくらい。さらにこれに30mm分の厚みを加えたのがRP-PC120のサイズだ。

分かりづらい場合は、人差し指と中指の2本の指を折りたたんだのと同じくらいの大きさと考えてもらってもいい。これだけでもかなり小さいことがお分かりいただけると思う。

次世代パワー半導体GaN

なぜ、これほどまでに小さくすることができたのか。同製品に採用されているのはいま最も注目されている窒化ガリウム (GaN) という次世代パワー半導体。難しい話になってしまうので細かい説明は省くが、同素材を採用したことで従来のUSB充電器よりも小型で高出力を可能とする製品が作れるようになっている。

他のUSB充電器と比較してみた

プラグは折りたたみ式。カバンに一緒に入れたものを傷つける心配はなし

実際どれくらい小さいのか、他のUSB充電器と比べてみた。

まずは同じ30W出力が可能なAppleの純正電源アダプタから。以下が公式の比較画像だがその差は一目瞭然。ひと回りからふた回りほどコンパクトで、厚みはほぼ同じ。

重量も純正アダプタが106グラムであるのに対して、RP-PC120は58グラム。なんと約半分の重さだ。つまり、同製品を購入すれば単純に荷物の小型化と軽量化が可能ということになる。

参考までに、以前筆者が最高のUSB充電器として紹介したRAVPowerの61W充電器RP-PC112とも比較してみた。

RP-PC112は最大出力が61Wなのに対して、今回のRP-PC120は最大30Wと少し出力が抑えられている。その代わりに、コンパクトさに磨きがかかっている。比較するとRP-PC120が一回り小さいことがお分かりいただけるはずだ。

重量はRP-PC112は102グラム、対するRP-PC120は58グラムなのでおおよそ半分程度。

このサイズ差・重量差を考えると、最大61Wの高出力が必要な方はRP-PC112を選ぶべきだが、最大30Wまでで事足りるというかたはRP-PC120を選ぶべきだろう。詳細は後述するがRP-PC120の方が値段も安くオススメだ。

ここからはRP-PC120の実力を検証していこう。

今回、筆者は最大30W出力の充電をサポートする MacBook Air や iPad Pro(2018) をRP-PC120に接続し、チェッカーを使って実際に流れている電流を計測してみた。

上記はMacBook Airを接続した時の写真だが、チェッカーには 「19.2V × 1.46A」 との記載。これは約28Wで充電できていることを意味する。MacBook Airは最大30W出力をサポートしているため、ほぼフルスピードで充電できていることが確認できた。iPad Pro (2018) の検証についてはMacBook Airと同様の結果だったため、ここでの説明は割愛させていただくが、純正充電器よりも高速な30Wフルスピード充電が可能だった。

検証結果 (いずれもフルスピード充電可)
MacBook Pro:19.6V × 1.45A = 28.42W

MacBook Air:19.2V × 1.46A = 28.03W
iPad Pro:14.9V x 1.80A = 26.82A

iPhoneの高速充電にも対応

USB-PD充電器は、USB-C to Lightningケーブルを使うことでiPhoneを高速充電することができるが、もちろん本製品も利用可能。30分充電するだけで最大50%バッテリーを回復することができる。

iPhone 11 Proを接続した時の写真は以下。チェッカーには 「9.01V × 2.03A」 と記載されており、約18Wで充電できていることを示している。

今年の新型iPhoneのうち、iPhone 11 Pro/11 Pro Maxには新たに18W出力に対応したUSB-C電源アダプタが同梱されるようになったため、iPhone 11 Proを充電するだけならRP-PC120も純正の電源アダプタも性能は同じということになる。

検証結果 (iPhoneもフルスピード充電可)
9.01V × 2.03A = 18.3W

とはいえ、iPhone 11 Pro以外は引き続き5Wの電源アダプタが同梱されていることを考えたら、iPhone XS以前のデバイスやiPhone 11を利用している人はRP-PC120を購入する意味はあるはず。MacBook AirやiPad Pro(2018) などを持っているのであれば尚更だ。

まとめ:MacBookやMacBook Airユーザーはマストバイの充電器

RP-PC120は30Wクラスでは紛れもなく世界最小・最軽量クラスの充電器だ。MacBook AirやiPad Proの純正充電器よりも小型・軽量であるため、それらの置き換え候補として最適。

大きくて重い純正の充電器を完全自宅用として使い、外出時は 「RP-PC120」 を持ち歩けば、荷物がかさばらず、重さも軽減できてかなりいい感じだ。

検証では性能も十分であることが確認できた。このサイズで30Wもの高出力が利用できるのはかなり驚きで、技術の進歩を感じずにはいられないほど素晴らしい製品だ。

もしこれから30Wクラスの充電器を購入しようと考えているのであれば、筆者としてはRP-PC120が最もオススメだ。特に、MacBook AirやMacBook、iPad Proをお持ちの場合、同製品は必携だ。

RP-PC120はホワイトモデルブラックモデルの2種類が用意されている。価格はホワイトが3,300円(税込)、ブラックが3,500円(税込)。Amazonで購入することが可能だ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。

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