【今更レビューシリーズ】「Magic Keyboard」を1ヶ月使って感じたこと、あれこれ

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昨日、「今更レビューシリーズ」第1弾として、Appleの「Magic Mouse 2」を紹介した。「Magic Mouse 2」は使いづらいところはないものの、充電の仕方が各所で指摘されている通り少し癖がある。次回作に期待という感じだったが、今日は「Magic Mouse 2」と同時に発売された「Magic Keyboard」を紹介する。

キータイプの安定性が33%向上

昨年10月に新型iMacと同時に発売された「Magic Keyboard」だが、Apple公式曰く、以前より販売されていた「Apple Wireless Keyboard」と比べると、「キーの安定性が33%向上」しているとのこと。

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タイプしてみると確かにキーのグラつきが少なく、安定してタイプすることができる印象だ。タイプ感は「Apple Wireless Keyboard」よりも「MacBookPro」シリーズに似ており、押してもタイプした感触が薄い印象だ。

「Magic Keyboard」は、キー内部のシザー構造を再設計し、キーの高さを少し低くしている。それだけに、キーの端を押してもぐらつくことがない。キーを叩いた後、次のキーを叩くときに一瞬手が違和感を感じることが少ない。

そして、キーの厚さ自体も少し薄くしているようで、キーを押す時に今まで以上のソフトタッチでもタイプすることができるようになっている。長時間タイプすることが求められる時にも、手が疲れることはなくずっと文字を打ち続けることが可能なのが非常にグッドだ。

先ほども言ったように、「MacBookPro」シリーズに似ているため、そこまで大きな違いは感じられないかもしれない。だが、「Apple Wireless Keyboard」を愛用していた人だと、もしかすると打感の違いを顕著に感じるかもしれない。

という理由は、「キーの高さ」にある。

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「Magic Keyboard」のキーの高さが約1.0mmなのに対し、「MacBook Pro」が約1.1mm、「Apple Wireless Keyboard」だと約1.8mmであるからだ(自己計測なので誤差はあります)。0.8mmの違いは大したことがないように思えるかもしれないが、もしそうだと思うなら家電量販店などに行って実際にタイプしてみてほしい。結構違うもので、今までのiMacの使用感とかなり違うことが分かっていただけるはずだ。

普段、「MacBook Pro」を愛用していた僕には、このタイプ感に近いことが非常にありがたい。

タイプ音が小さくなっていることで、静かな環境でも堂々と使うことができる

僕は静かな環境で仕事をする機会が少ないので、あまり関係ないかもしれないが、静かな環境で使うことを想定している人には「Magic Keyboard」がおすすめだ。あとSkypeやFacetimeでタイプしながらビデオチャットをする人は、タイプ音には気をつけたほうがいい。マイクがタイプ音を拾ってしまうと意外と相手に不快感を与えがちだ。

また「Apple Wireless Keyboard」に比べて電池を格納する必要がないため、本体の小型化が図られており、デスク周りを圧迫せずに広々と使うことができる。重さに関しても481gから231gと半分以下の重量に抑えられているため、持ち運びにも優れていると言えそうだ。外でタブレットとペアリングして使うときなどに重宝するだろう。

充電式になった事で電池交換の煩わしさから解放

「Magic Keyboard」は、10月に同時に発売になった「Magic Trackpad 2」や「Magic Mouse 2」のようにバッテリー駆動になった。充電はLightningケーブルで行い、「充電は約2時間で完了し、約1か月ほど持つ」とApple公式は発表している。

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実際に1か月使ってもバッテリー残量がまだ50%を割ることがなく、いつになったら充電できるのかとワクワクしているのだが、それはまだ先になりそうだ。Lightning端子は本体の上部についているため「Magic Mouse 2」とは違い、使用中にいつでも充電ができるのが良い。

基本は「Bluetooth 4.0」で接続だが、旧Macでも使用可能

本製品はiMacで使用することが基本かとは思うが、ペアリングすることで他のMacBookなどでも使用することが可能だ。なので、「MacBook」シリーズの「クラムシェルモード」を利用する人にはおすすめできる製品なのだが、Bluetoothのバージョンにだけは注意してほしい。

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自身の「Mac」が「Bluetooth 4.0」に対応していればペアリングすることでワイヤレスで使うことができる。なのでそれ以前のバージョンに関してはペアリングすることができない。

ただ、僕は直接試してはいないが、USB端子さえあればLightningケーブルを挿すことで「Bluetooth 4.0」 に対応していないMacでも利用することは可能なようだ。「この後位互換はさすがAppleだな」と言わざるを得ない。ただし、対応OSは「Mac OS X 10.11 El Capitan」からで、それ以前のOSでは使用できないため、ここだけは注意しよう。

ちなみに「Bluetooth 4.0」 に対応しているMacとのペアリングは簡単で、わざわざBluetoothの設定からペアリングせずとも、Lightningケーブルを挿すだけで、ペアリング自体が完了してしまう。僕の場合はiMacと同時に購入しており、すでにペアリングが完了している状態だったのでちょっと残念。

マルチペアリングは不可能

少し残念なのが、マルチペアリングができないという点だ。

複数のPCやタブレットの接続情報を記録することができないため、一度他のPCとペアリングしてしまうと元のPCを忘れてしまう。使うMacによって瞬時に切り替えができたらもっといいデバイスになれたのではないだろうか。

結論:買い換える価値は十分にありだが、複数のPCで使いたい人にはちょっと難あり

結論から言うと、買い換える価値は十分にありだ。もし仮に、「Apple Wireless Keyboard」を持っている人であってもだ。

何より嬉しいのが、Lightningケーブルで充電が可能で、バッテリー駆動で動作するからだ。もし、バッテリー切れになってもすぐにLightningケーブルを差し込めば充電は開始される。充電時間も約2時間で完了ということなので、特にバッテリー関係で困ることはない。

使い心地も僕的にはかなり進化していると思うし、何より小型でデスク周りを圧迫しない。これに尽きる。

ただ、マルチペアリングに対応していないことを考えると、複数PCで使用することを想定している人にはオススメできないかもしれない。また、価格も税別11,800円という高価なものなので、本当に必要だと思ったときにだけ購入した方がいいかもしれない。

キーボードの機能も特段アップグレードされているわけではないので、今使っているキーボードに不満がなければそのままがいいだろう。

僕はこのキーボードを使って1ヶ月経つが他のキーボードを使うことはあまり考えていない。割とiMacで仕事をする機会が増えたのと、電池持ちがいいからだ。おそらくAppleが今後新しいキーボードのアップデートをしない限り、しばらくはこのままだと思う。

小型で机を圧迫せず、配線もなくスッキリしたキーボードを求めているなら、試しに購入してみたらどうだろうか。

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