【レビュー】「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」懐かしさMAXで1990年代のあの頃を思い出す~本家スーファミとの比較も

2017年10月5日、任天堂はミニスーファミこと「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を発売。発売前から大きな注目を集めた同ゲーム機だが、本日、筆者の元にも実機が届いたので、早速開封し遊んでみた。

届く前から薄々想像はできていたが、実際に遊んでみるとやはり懐かしさ全開で、スーファミで遊んでいた当時の記憶がジワジワと蘇る。

これを書いている今もおそらく多くのユーザーが約20年前の思い出に浸りながらプレイしていると思うのだが、当記事では筆者個人が「ミニスーファミ」を遊んでみた感想やミニスーファミの特徴・使用感などを写真付きでお伝えできればと思う。

本家「スーファミ」を完全再現

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」は上記の箱に梱包されて到着した。本家「スーファミ」の時と同じデザインが採用されており、これだけでも少し感動。

中身を開けると、取扱説明書が登場。紙の質がなんだか懐かしい。

こちらが、ミニスーファミの本体。任天堂は”手のひらサイズ”だと言っていたが、本当に手のひらに収まるサイズ感。なんだか可愛い。実際のサイズは、幅10.5cm×奥行き13cm×高さ3cmほど。重量は約200g。

家の外に持ち出すにしても、スーファミ時代ならリュックサックに入れてコントローラーやら何やらをガッチャガッチャと持ち歩く必要があったが、ミニスーファミだったらハンドバックでも簡単に持ち運べる。これも文明の進化か。

同梱物は、上記の写真の通り。本体と取扱説明書の他に、コントローラーが二つに、HDMIケーブル、電源ケーブルが付属する。

コントローラーは、本家のものとほぼ変わらず。ミニファミコンの時は、コントローラーもミニサイズだったが、やはり使いづらいと不評だったためか。

コントローラーの接続は、ミニスーファミの前面に。これも従来と変わらずだが、コントローラーの端子部分だけは変更されており、接続端子風のカバー(ダミー)を引っ張り出すことで、本当の端子が登場する仕組み

もちろん、コントローラー端子は二つ用意されているので、二人で遊べるゲームは対戦・協力プレイが可能になっている。

背面には、HDMI端子と電源用のmicroUSBポートが二つ用意されている。電源は、スマホなどについてくる電源アダプタを使用できるため、さほど困ることはないと思うが、もしテレビの近くに置ける電源アダプタを持っていない場合は、別途購入する必要があるだろう。(価格は1,080円。Amazonでの購入はこちらから)

本体の電源は、もちろん本家と一緒。小さいながらもしっかり前後にスライドできる上に、電源を入れるとランプが赤く点灯するのも変わらず。リセットボタンももちろん押せる。カセットの取り出しボタンやカセットを挿入するスロットはダミーで可動はしない仕組みになっていた。

今になってスーファミの筐体を眺めていると、飾り気はないものの、端末横には通気口など”無骨なパーツ”は一切存在しないなど、かなり完成された美しいデザインであったことに今更ながら気付く。

これを遊んでいた当時はあまり本体デザインなどをまじまじと見ることはなかったなぁとしみじみ。

ちなみに、本家スーファミとの比較。今回用意した比較用スーファミは、筆者が当時使っていたもの。20年以上前のものになるため、色褪せてしまっていて恐縮なのだが、一応まだ現役で動く。

縦・横幅は本家と比べて約1/4ほど。高さは約半分くらいのサイズになっている。こうして比較してみると、再現度の高さに改めて感動。通気口やボタンの位置などとても正確で、昔にスーファミを遊び倒したユーザーにとっては珠玉の逸品と言えそうだ。

画面モード変更でレトロ感を満喫 好きなところで中断データを残せる便利機能も

以上が、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の外見上の特徴。これからは、中身について触れていきたいと思う。

まずは収録されているタイトルについて。収録されているゲームは以下の21タイトル。

  • スーパーマリオワールド
  • スーパーマリオカート
  • ゼルダの伝説 神々のトライフォース
  • スーパーフォーメーションサッカー
  • F-ZERO
  • スーパーメトロイド
  • 魂斗羅スピリッツ
  • スターフォックス
  • スターフォックス2
  • スーパードンキーコング
  • ロックマンX
  • 星のカービィ スーパーデラックス
  • ヨッシーアイランド
  • スーパーマリオRPG
  • 聖剣伝説2
  • 超魔界村
  • がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
  • ファイアーエムブレム 紋章の謎
  • ファイナルファンタジーVI
  • スーパーストリートファイターII
  • パネルでポン

筆者は手元に届いてから、「スーパーマリオカート」や「スーパードンキーコング」「スーパーマリオワールド」「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」を遊んでみたが、テレビの画質やデジタル出力になったことでゲーム画面がとても綺麗になったことは一目でわかった。ただ、HDタイトルを普段から遊んでいることもあり、レトロゲーム感は十二分に感じることができる。

このレトロ感を生み出すのは、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」に搭載された画面モード

「ピクセルパーフェクト」「4:3」「アナログテレビ」の3種類が用意されており、紹介した順番に画面が意図的に古臭く表示される。特にアナログモードでは、画面にわずかな横線が入る仕組みになっており、ブラウン管テレビ時代のジラジラした画面でプレイすることが可能だ。現代の高いディスプレイ技術を持ったテレビでプレイする場合など、必要に応じて画質を調整しながらプレイするといい思う。

そのほかに、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」に搭載されている便利機能がある。それは、ゲームを中断したポイントから再開できる機能

スーファミは基本的にゲームを中断するにはセーブポイントに行く必要があり、急な用事でゲームをやめなくてはいけなくなった時に、最後のセーブポイントまで戻る必要があった。

忙しい現代人にとって、これは苦しみでしかないわけだが、ミニスーファミではこれらの問題を解決。ゲーム途中にリセットボタンを押したところで一時セーブしてくれるため、いつでも中断箇所から再開することができる

また、一時セーブした状態で他のゲームに移動すると、中断データは消去されてしまうが、一時セーブデータは4個まで保存しておくことができるため、複数のゲームを一時中断した状態で保持しておく、なんてことも可能だ。なんという親切設計。

20年前の懐かしさを味わいたいならオススメの一品

ミニスーファミに触れてみて最初に感じたのは”懐かしさ”。同ハードで遊んでいた頃の記憶が脳裏にフラッシュバック。

昔は友達と一緒に集まってコントローラーを奪い合って遊んでいたのも、今ではオンラインでマルチプレイ……。

最新のゲームはクオリティも高く、バトルフィールドシリーズのように何十人で遊べるのが醍醐味だが、レトロゲームのように見える相手と戦ったり協力するのも楽しいもの。ミニスーファミはその懐かしい感触を味わうには最適なガジェットだ。

今回のレビューは筆者個人の思い出補正も含まれているのかもしれないが、客観的に見てもレトロゲームは現代ゲームに比べてゲームバランス(難易度)が高いものが多いため、遊びがいもある。

筆者のように懐かしんで遊ぶもよし、昔のゲームを遊んでみるきっかけにするもよし。最新ハードに比べると、値段もそこそこ手軽なため、(品薄なため入手は難しいが)もし買えるなら買って損はしないと思われる。

ちなみに、筆者もまだ遊べていないが、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」には未発売の「スターフォックス2」が収録されている。このタイトルに限っては、ミニスーファミを買わないと同ゲームは遊ぶことができないため、ゲームマニアは是非ともゲットするべし。

当時の「ファミコン通信」が「スーパーファミコン通信」になって発売

また、今回のミニスーファミの発売を記念して、「ファミコン通信」が「スーパーファミコン通信」になって発売されている。

「スーパーファミコン通信」には、当時の攻略記事やレビューの復刻掲載のほか、未発売となった幻のタイトル「スターフォックス2」の徹底攻略が収録。

また、付録として収録タイトルのパッケージデザインやミニスーファミ本体などをあしらったシールのほか、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」、「ファイアーエムブレム 紋章の謎」の攻略本、「星のカービィ スーパーデラックス」の企画本がスマホやPCで読めるダウンロードコードが付いてくるとのこと。

価格はAmazonでKindle版・書籍版ともに999円。ミニスーファミがすでにお手元にある方もそうでない方も、記念に購入して読んでみてはいかがだろうか。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。