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Satechi アルミニウム TYPE-CクランプハブPRO レビュー | 全iMac・iMac Proユーザーにオススメしたい便利USBハブ

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Appleのデスクトップ端末「iMac」シリーズはとてもスマートなデバイスだ。その理由は以下のレビュー記事でも触れているように、本体のデザインが優れていること、そして性能が高く様々な用途に使用することができるからだ。5Kモデルの画面はとても綺麗で、映画を観たりゲームで遊ぶ際にも適している。

基本的に、自宅で使うためのデスクトップ端末を探しているのなら、筆者は真っ先に「iMac」もしくは「iMac Pro」(以下、iMacで統一)を推したい。ただし、iMacには少々使いにくいと感じる点がある。それは「iMacの拡張ポートはアクセスがしづらい」ということ。

iMacにはUSB-CやUSB-A、イーサネットポートなど多数のポートが用意されているが、本体デザインの都合上、これらのポートはすべて端末背面に配置されている。

そのため各ポートにアクセスするためには、iMacの裏に回り込むか、iMacの画面下から手を伸ばして、各ポートに接続する必要があるのだ。これを不便と感じるかどうかは、ユーザー次第だと思うのだが、もしこの仕様に不満を感じているならピッタリのアクセサリがある。それは今年1月に発売した「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプハブ Pro」だ。

今回はSatechiから同製品を提供していただき、数週間ほど試すことができた。実際の使用感などを同記事では詳しくお伝えしたいと思う。

全iMacユーザーにオススメしたい最新USB-Cハブ

こちらが今回紹介する「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプハブ Pro」。iMacに搭載されているUSB-Cポートを拡張するためのUSBハブだ。

なぜ、この製品がiMacユーザーにオススメなのか。その理由はとても単純。今までiMacの背面からしかアクセスすることのできなかった各ポートに、前からでもアクセスすることができるようになるからだ。

「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプハブ Pro」は、iMacのディスプレイ下部にある排気用スリットにはめ込むような形で固定する。

あとはiMacのUSB-Cポートに接続することで、複数の拡張ポートをiMacの前に移動させることができる。実際に接続すると上記画像のような感じになる。

ダイヤルを回しクランプを動かし固定、突っ張り棒のような原理

これまでは、わざわざiMacの背面に回り込んでいたが、このUSBハブが来てからはiMacの前で座りながら各種ポートにアクセスすることができるようになった。iMac特有の”あの煩わしさ”が解消され、とても便利に!

背面もかなりスッキリ

感動したのは「便利さ」だけではない。「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプハブ Pro」は美しいiMacの見た目を損なわずに各種ポートを拡張できる。実際に写真を見ていただけたらお分かりいただけると思うのだが、iMac下に設置しても違和感を感じることはない。あたかも、元からそこにあったかのように溶け込んでいるではないか。

それもそのはず。同製品は、iMac専用にデザインされており、本体カラーも同じシルバーアルミニウムが使用されていたりとiMacとの親和性がとても高く、”異物感”というものを全くといって感じられない。

ハブ自体の大きさもかなりコンパクトであるため、iMacに向かって作業をしていても邪魔に感じることもない。さらにiMacのスリット下にぶら下がるような形で設置されるため、デスクの一部を占拠することもなく、使い勝手も良いのだ。

2018年もまだ始まったばかりだが、iMac用アクセサリの年間ランキング大賞を決めて良いと言われたなら、筆者は迷わず「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプ ハブ Pro」を選ぶだろう。少し気が早いかもしれないが、少なくともここ数年で発売したiMac用アクセサリの中でダントツのグッドデザインではないだろうか。

ハブとしての実力はどれくらいか

ここまでは本体デザインについて触れて来たが、ここからは気になる性能について紹介していこう。

「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプ ハブ Pro」には合計6つのポートが搭載されている。

左からSDカードスロット(上)、microSDカードスロット(下)、USB-A (3.0)×3、USB-C×1となっており、対応するデバイスを複数同時に接続することができる。

USB-AポートにLightningケーブルを接続してiPhoneを充電するもよし、SDカードスロットを使ってデジカメの写真をインポートするもよし。全てはiMacの前に座りながら作業することができるように。

筆者が個人的に嬉しかったのは、同製品を使うことでmicroSDカードスロットが増えたこと。microSDカードは意外と多くの場面で使われる機会が多いのだが、iMacの場合はSDカードスロットのみに対応しているため、microSDカードを接続するには変換アダプタが必要だった。microSDカードスロットが増えたことで、その手間を減らすことに成功した。

iMacと接続中はLEDが点灯

ちなみに、一番右のUSB-Cポートはデータ転送のみに対応しており、Thunderbolt 3による電力供給や映像出力には対応していない。実際にこのポートを使って、MacBookと接続してみたが、端末を充電することはできなかった。

この仕様に関しては少々気をつけておきたいことがある。それは、iMacに搭載されているUSB-Cポートを複数利用して映像を出力している場合について。

すでにお気付きだとは思うのだが、「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプ ハブ Pro」のUSB-Cポートは映像出力に対応していないため、iMacの映像出力用ポートを一つ埋めてしまう

つまり、「iMac Pro」で利用する場合は最大3つの画面出力、iMacで利用する場合は最大で1台のディスプレイに映像を出力ができる。もし、上記台数以上の外部ディプレイを利用している場合は注意していただきたい。

筆者は先月中旬から、自身の所有している「iMac 5K Retina ディスプレイモデル(2017)」で「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプハブ Pro」を試用しているが、実際に使ってみて「いかにiMacの背面ポートが煩わしい存在だったか」を思い知らされた。

これまでは不満に感じながらも、それを「iMacの美しさの代償」として受け入れて来たが、それも同製品を使えば「便利さ」と「美しさ」を両立できることに気が付いた。

もし、これを読んだあなたも「iMac」の”煩わしさ”を感じているなら、「Satechi アルミニウム TYPE-C クランプ ハブ Pro」を導入してみてはどうだろうか。

Satechi アルミニウム TYPE-C クランプハブ Pro」は現在Amazonで絶賛販売中。価格は5,799円と割とお手軽。

カラーラインナップは「シルバー」と「スペースグレイ」が用意されているので、ぜひ「iMac」をお持ちの方はシルバーモデルを、「iMac Pro」をお持ちの方はスペースグレイを選択しよう。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。