Apple、「macOS Sierra」「OS X El Capitan」向けに「Security Update 2018-001」を配信開始 脆弱性「Meltdown/Spectre」に対応
本日、Appleは一般ユーザー向けに各種最新OSを公開しているが、同時に「macOS Sierra」「OS X El Capitan」向けに、セキュリティアップデート「Security Update 2018-001」の配布を開始している。
同セキュリティアップデートは、macOS Sierra 10.12」「OS X El Capitan 10,11」のセキュリティの向上のために公開されている。すべてのユーザーに対して推奨されているため、同OSを利用している方は速やかにアップデートをしておいたほうが良いだろう。アップデートはMac App Storeから。
ちなみに、具体的なセキュリティアップデートの内容は明かされていないが、おそらくIntelのプロセッサに存在する脆弱性「Meltdown」「Spectre」に対応するためのアップデートであることが予想される。
リリースノートは以下のとおり。
セキュリティアップデート 2018-001 10.12.6
セクリティアップデート2018-001をすべてのユーザーに推奨します。このアップデートを適用すると、macOSのセキュリティが向上します。
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、次のWebサイトを参照してください。https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
同日、Appleは「macOS High Sierra 10.13.3」を公開している。こちらも複数の脆弱性が修正されているため、要チェックだ。
・27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル
・21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデル
・21.5インチiMac
・iMac Pro
▶︎ Apple公式サイトで各種「MacBook」製品をチェック
・MacBook Pro
・MacBook Air
・MacBook
▶︎ Apple公式サイトで「Mac Pro / Mac mini」をチェック
・Mac Pro
・Mac mini
▶︎ Apple公式サイトでMacアクセサリをチェック
・Magic Keyboard / Magic Trackpad 2 / Magic Mouse 2 / その他
▶︎ 「Mac」をAppleの学生・教職員向けストアで購入
東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。
同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。