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Sonos、サウンドバー 「Sonos Ray」 今秋発売。エントリーモデルながらクリアで臨場感あふれる音が楽しめる

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5月12日、Sonosは新型サウンドバー 「Sonos Ray」 を発表した。価格は279ドル。米国時間2022年6月7日から世界各国で販売開始となる。

国内での発売時期は 「2022年秋」 、販売価格は36,800円(税込) を予定している。

エントリーモデルのサウンドバー 「Sonos Ray」 今秋発売

「Sonos Ray」 は、Sonosのサウンドバーのラインナップのなかではエントリーモデルにあたる製品。限られたスペースにも置くことができるコンパクトなサイズを実現しながらも、高品質な音が楽しめる。

本体サイズは559×95×71mm、重量は1.95kg。サウンドバーとしてはかなりコンパクトで、AVラックなどにもスッキリ収納できる。また、各種コンポーネントは前面を向くように配置されているため、AVラックなどに収納した状態でも音がこもってしまうことはほとんどない。

ただし、奥の方に収納しすぎるとAVラックの壁が音に干渉してしまうことがあるとのこと。収納したい場合には本体をAVラックの手前側に配置すると良さそうだ。ちなみに、Sonos Rayは壁掛けにも対応する。

本体背面には、電源ポートと光デジタル端子、ネットワークに有線接続するためのイーサネットポートが搭載されている。HDMIポートは非搭載で、テレビとの接続には基本的に光デジタル端子を使用する。

有線接続以外ではSonos Ray単体でネットワークに接続し各種音楽配信サービスからお気に入りの音楽が楽しめる。AppleのAirPlay 2での接続にも対応しており、iPhoneなどApple製品からWi-Fiネットワーク経由で音楽ライブラリの楽曲を再生することが可能。ただし、Bluetoothは非搭載なので、普段からBluetoothを使用している人は注意が必要だ。

(画像:筆者撮影)

Sonos Rayは、4つのクラスDデジタルアンプと2つのツイーター、そして中央に2つの高性能ミッドウーファーが配置されている。チューニングには専門のチームがかなりの時間をかけたとのことで、エントリーモデルとは思えない驚きの高音質を実現している。

実際にメディア向けに開催されたデモセッションでSonos Rayの音を聴いてみたところ、単体でもかなり力強い音になっていることが確認できた。特に低音はかなり迫力があり、コンパクトなサイズからは想像できないパワフルなサウンドを実現できている。

Sonos Rayはドルビーアトモスには対応していないものの、アシンメトリックウェーブガイドが左右の壁に向けてサウンドを投射することで、壁面反射を利用した広がりのある音を楽しめる。

デモセッションでいくつかの映画を視聴したところ、確かに単体でも音の広がりを感じることができた。さすがにドルビーアトモスに対応した 「Sonos Arc」 「Sonos Beam (Gen 2)」 に比べるとやはり音の広がりは弱いものの、日本で多い狭小な住宅環境で映画を楽しむには十分という印象を受けた。

Sonos Rayは 「Trueplay」 に対応しており、部屋の壁や家具などの音の反射を測定し、スピーカーの音の出し方が適切になるように微調整してくれるため、自宅に設置したらまず 「Trueplay」 の設定を完了させることをオススメしたい。

もし、Sonos OneやSonos Subなど別のSonosデバイスを持っているようなら、Sonos Rayと組み合わせて物理的なサラウンド環境を構築することも可能。デモセッションで、Sonos Rayx1台とSonos One×2台、Sonos Sub×1台の合計4台を組み合わせて映画を視聴したところ、音の鳴る位置がハッキリと分かれ、Sonos Ray単体よりも臨場感あふれた立体的なサウンドを実現できていた。

Sonos Rayには人の声が聞き取りやすくなる 「スピーチエンハンスメント機能」 が搭載されているのも注目ポイント。たとえばモンスターが登場する映画では、モンスターの声にエフェクトのようなものがかかっていてセリフが聞き取りにくいことがあるが、「スピーチエンハンスメント機能」 があればかなりハッキリと聞き取ることができる。

また、Sonos Rayは赤外線(IR)レシーバーが搭載されていて、テレビのリモコンを同期させて操作することができる。リモコンの同期はSonosアプリから可能だ。

奥から順にArc、Beam、Ray

新型サウンドバー 「Sonos Ray」 は、米国時間2022年6月7日から世界中で販売される。本体カラーはブラックとホワイトの2色から選択可能だ。

国内では今秋の発売を予定しているとのことで、すでに公式サイトでは製品ページが公開されており、国内での販売価格は36,800円(税込)になることが案内されている。

(画像提供:Sonos)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。