「WH-1000XM5」 が正式発表。進化したノイキャン&デザイン刷新、5月27日に国内発売

5月13日、ソニーは新型オーバーイヤー型ヘッドホン 「WH-1000XM5」 をグローバルで発表した。

価格は先代の 「WH-1000XM4」 よりもすこし高くなった399.99ドル、発売は5月20日を予定している。国内における販売価格は49,500円(税込)、発売は5月27日になることが案内されている。

オーバーイヤー型ヘッドホン 「WH-1000XM5」 国内で5月27日に発売

カラーラインナップはブラックとプラチナシルバーの2色

「WH-1000XM5」 は、先代モデル 「WH-1000XM4」 から大幅にデザインが刷新された新型モデル。

先代モデルは、ヘッドバンドとイヤーカップが ”肩” で繋がった一体感のあるデザインを採用していたが、今回の 「WH-1000XM5」 はヘッドバンドとイヤーカップがそれぞれ独立した形状になっている。ヘッドバンドはやや薄くなったが、ソフトフィットレザーが使用され快適に使用できるという。

顔に当たるイヤーパッド部分は少し幅広になり、ヘッドバンドと同じくソフトフィットレザーを採用したことで、より快適な付け心地になったとのこと。

なお、「WH-1000XM4」 は折りたたみに対応していたが、「WH-1000XM5」 はデザイン刷新の影響で折りたたむことはできなくなっており、キャリングケースも従来よりも大きくなっている。本体重量は250gで、先代モデル(254g)からほとんど同じ。

本ヘッドホンは、周囲のノイズを除去するアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能と、周囲の音をあえて取り込むアンビエントモードが搭載されており、物理式のボタンで切り替えることが可能だ。

アクティブノイズキャンセリングに関しては、先代モデルにも搭載されていたソニー独自の高音質ノイズキャンセリングプロセッサー 「QN1」 に、統合プロセッサー 「V1」 が組み合わされたことで、従来よりも精度が向上。乗り物の音など低周波のノイズはもちろん、人の声などの中高域のノイズをより綺麗に処理できるようになっているようだ。

イヤーカップの周囲にはマイクが合計8個搭載されており、そのうちの4つはビームフォーミングマイクで音声通話に使用される。通話時にノイズを除去し、相手にクリアな音声を届けるノイズリダクション機能に対応しており、AIアルゴリズムの改善等でさらに精度を向上させているという。また、マイクの位置も風の影響を受けにくい場所に変更されたことで、風ノイズが低減されているとのこと。

内蔵ドライバーは40mmのものから30mmのものに変更されているが、軽量で硬めのドームを備えたものに変更されており、先代モデルに比べてより繊細で明瞭な音質を提供できるという。また、より自然な音質を実現するため、高周波感度を向上させるカーボンファイバー複合材料を使用しているとのことだ。

物理ボタンは電源/ペアリングボタン、ANCとアンビエントモードを切り替えるNC/AMBボタンの2つ。NC/AMBボタンの名称は変更されたものの、ボタン操作によるコントロール方法はほとんど変わっていないとのこと。

「WH-1000XM5」 はマルチポイント接続に対応しており、複数デバイスを登録することでスムーズな切り替えが可能。

バッテリー駆動時間はANCオフ時で最大40時間、ANCオン時で最大30時間となっている。充電用の外部コネクタはUSB Type-Cでこれまでどおり。

イヤーカップ下には、有線接続用の3.5mmイヤホンジャックが搭載されており、付属する3.5mmオーディオケーブルを使うことで有線環境で音楽を聴くことができる。ダブルピン形式のアダプタは今回から同梱されなくなった。

Bluetooth規格はv5.2で、コーデックはSBC、AAC、LDACに対応。ハイレゾ音源の再生にも対応する。aptX/aptX HDには非対応。LDACはAndroidデバイスのみで利用可能で、iPhoneやiPadなどのApple製品は引き続きAACコーデックでの接続となる。

そのほか、高い没入感を味わえる360 Reality Audioや、圧縮音源をAI技術でハイレゾ相当にアップスケールするDSEE Xtremeにも対応する。装着者が声を発したことを検知して一時的にANC状態をアンビエントモードに切り替えるスピーク・トゥ・チャットも利用可能だ。

また、右のイヤーカップの上に手を置くことでノイズキャンセリングを一時的に減らすクイックアテンション機能も引き続き搭載される。

変更された機能としては、従来まで搭載されていた 「NCオプティマイザー」 が自動化された点が挙げられる。これまではヘッドホンにノイズキャンセリングの精度を最適化できるボタンが搭載されていたが、「WH-1000XM5」 ではそれが自動化。周辺の環境やユーザーの装着具合に応じてノイズキャンセリングの最適化をバックグラウンドで行うようになった。また、NFCも非搭載になった。

音声アシスタントはAmazon Alexa、Googleアシスタントをサポートするほか、スマホを取り出さずともSpotifyで最後に聞いていた楽曲を再生したり、プレイリストを切り替えるSpotify Tapにも対応する。

海外における販売価格は399.99ドル。カラーラインナップはブラックとプラチナシルバーの2色。発売は5月20日を予定している。国内における販売価格は49,500円(税込)、発売は5月27日になることが案内されている。なお、先代モデルとなる 「WH-1000XM4」 は今後も販売を継続するとのこと。

(画像:SONY)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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