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「Xperia 1」 「Xperia 10/10 Plus」 正式発表 スペック・機能・価格・発売日の総まとめ

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2月25日、Sony Mobileはスペインで開催中のモバイル展示イベント 「MWC 2019」 で新型スマートフォン 「Xperia 1」 と 「Xperia 10/10 Plus」 を発表した

「Xperia 1」 はXperia XZ3やXperia XZ2 Premiumの実質的な次世代モデルとなっており、最新プロセッサが内蔵されたほか、新たに搭載されたトリプルレンズカメラによって今までよりも綺麗な写真を撮影できるようになっている。さらに、4K/HDR画質に世界で初めて対応した有機ELディスプレイ搭載スマホになっており、世界的に注目を集めている。

「Xperia 10/10 Plus」 は、Xperiaシリーズ最新機種の中でもミッドレンジモデルとして登場。性能は 「Xperia 1」 に比べて劣るものの、代わりに価格が抑えられたものになっている。

以下、それぞれの端末の詳細について解説したい。

世界初の4K/HDR有機ELスマホ 「Xperia 1」

「Xperia 1」 は、昨年8月に発表された 「Xperia XZ3」 の次世代モデルとして登場。最大の特徴は、背面カメラに搭載されたトリプルレンズカメラ。前モデルのシングルレンズ仕様から一気にトリプルになったことで、より綺麗な写真が撮影できるようになっている。ちなみに、昨年4月に発表された 「Xperia XZ2 Premium」 はデュアルレンズ仕様だった。

レンズ構成は広角レンズと超広角レンズ、望遠レンズの3つでいずれも1,200万画素だが、焦点距離がそれぞれ26mm(F1.6)、52mm(F2.4)、16mm(F2.4)と異なり画角の切り替えが可能だ。光学ズームは最大2倍。

さらにスマートフォンとして初めて 「瞳AF」 に対応した。これはソニーのカメラαシリーズで採用されている機能で、ポートレート写真のモデルの瞳に正確にピントが合わせられる機能になっている。さらにイメージセンサーの進化によって暗所でのオートフォーカス性能やノイズの低減なども行われているという。

動画撮影に関しては4K HDRに対応。映画館のスクリーンに近いアスペクト比21:9での映像撮影に対応するだけでなく、ソニーの業務用カメラ部門が監修した 「シネマプロ」 機能によって実際の映画フィルムのような高品質な映像撮影が可能だという。そのほか、フルHD画質によるスーパースローモーション撮影もサポートする。

前面カメラは800万画素。こちらはXperia XZ3から画素数自体は落ちるようだ。

カメラ性能が大幅に向上

「Xperia 1」 は4K/HDR画質に対応した有機ELディスプレイを搭載 (スマートフォンとして世界初)。画面サイズは6.5インチで、解像度は3,840×1,644。画面比率は21.9のシネマワイドディスプレイで、前モデルからかなりの縦長の形状となったことで持ちやすさが向上している。画面にはCorningのカバーガラス 「Gorilla Glass 6」 が採用されている。

生体認証機能には前モデルと同様 「指紋認証」 が採用された。ただしセンサー位置が背面から側面に移動しており、以前よりスムーズな指紋認証が可能になっている。

内蔵プロセッサにはQualcommの最新プロセッサ 「Snapdragon 855」 を搭載、処理能力が向上している。RAM容量は6GB、ストレージ容量は64GBもしくは128GBで、外部ストレージとしてmicroSDカード (最大512GB) が読み込めるとのこと。

そのほかIP65/68の防水・防塵機能を備え、USB-C搭載で急速充電にも対応するといった特徴も持っている。

「Xperia 1」 の価格は今後発表予定。発売は2019年6月を予定している。カラーラインナップはブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色展開、販売は初夏以降に開始される予定となっている。

ミドルレンジモデル 「Xperia 10/10 Plus」

Xperia 10

「Xperia 10/10 Plus」 はXperia 1の下位モデル、Xperiaシリーズ全体としてはミドルレンジモデルの位置付けで登場だ。

Xperia 1の最大の特徴は広角+超広角+望遠のトリプルレンズカメラだったが、「Xperia 10/10 Plus」 の背面カメラはデュアルレンズ。「Xperia 10」 は13MP/5MPのデュアル仕様、「Xperia 10 Plus」 は12MP/8MPのデュアル仕様で、後者のみ2倍の光学ズームに対応する。

1200万画素の広角レンズと800万画素の望遠レンズを搭載し、光学ズームが利用できる。前面カメラは800万画素のシングル仕様だ。

画面はXperia 10が6インチ(1080×2520)で、10 Plusが6.5インチ(1080×2520)。どちらも有機ELディスプレイではなく液晶ディスプレイで、画面比率は21:9となっている。画面にはCorningのカバーガラス 「Gorilla Glass 5」 が採用され、耐久性能はXperia 1の方が上となる。

Xperia 10 Plus

内蔵プロセッサはXperia 10がSnapdragon 630、10 PlusがSnapdragon 636、RAM容量はXperia 10が3GB、10 Plusが4GB。両者にはわずかに性能に差が設けられているものの、やはりXperia 1には劣るようだ。

そのほかUSB-Type Cで急速充電に対応する。指紋認証センサーはXperia 1と同じく端末側面に配置されている。

「Xperia 10」 のカラーラインナップはブラック、ネイビー、ピンク、シルバーの4色で、価格は349.99ドル。「Xperia 10 Plus」 のカラーラインナップはブラック、ゴールド、ネイビー、シルバーの4色で、価格は429.99ドルだ。どちらも本日から販売開始となっているが、日本市場への投入時期についてはまだ明らかになっていない。

ちなみに今回、Sony Mobileは 「Xperia 1」 「Xperia 10/10 Plus」 の他にも、低価格モデルとして「Xperia L3」 を発表している。こちらは5.7インチの液晶とデュアルレンズカメラを搭載する。内蔵プロセッサにMediaTekのHElio P22 (6762) を採用し、RAM容量は3GBだ。本日から販売が開始されるとのことだが、日本での投入については不明だ。

以下、「Xperia 1」 と 「Xperia 10/10 Plus」 のスペック表(追記:表の防水性能の項目に一部間違いがありましたので訂正しました)。

  Xperia 1 Xperia 10 Xperia 10 Plus
ディスプレイ 6.5インチ 4K HDR OLED 21:9
(1644×3840)
6インチ Full HD+ディスプレイ 21:9 6.5インチ Full HD+ディスプレイ 21:9
プロセッサ Snapdragon 855 Snapdragon 630 Snapdragon 636
RAM + ROM 6GB + 64GB
6GB + 128GB
3GB + 64GB 4GB + 64GB
外部ストレージ microSDXC (最大512GB)
背面カメラ トリプルレンズ
広角(12MP, f/1.6)
超広角(12MP, f/2.4)
望遠(12MP, f/2.4)
2倍光学ズーム対応
デュアルレンズ
広角(13MP, f/2.0)
望遠(5MP, f/2.4)
デュアルレンズ
広角(12MP, f/1.75)
望遠(8MP, f/2.4)
2倍光学ズーム対応
前面カメラ 8MP (f/2.0)
通信 802.11a/b/g/n/ac, Bluetooth 5.0
外部ポート USB Type-C
バッテリー容量 3,330mAh 2,870mAh 3,000mAh
ワイヤレス充電 ×
OS Android 9
防水・防塵 IP65/68 ×
生体認証 指紋認証センサー (本体側面)
SIM Nano SIM (シングル or デュアル)
サイズ/重量 167×72×8.2㎜/不明 156×68×8.4㎜/162g 167×73×8.3㎜/180g
カラー ブラック/ホワイト/グレー/パープル ブラック/ネイビー/シルバー/ピンク ブラック/ネイビー/シルバー/ゴールド
価格 未発表 349.99ドル
(約39,000円)
429.99ドル
(約48,000円)
発売日 2019年初夏以降 2019年2月24日(現地時間)
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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。

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