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【比較】「Surface Pro 6」は「Surface Pro 5」から何が変わったの?細かく比較してみた

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10月3日、Microsoftは新型ラップトップ端末「Surface Pro 6」を発表した。

同モデルは前モデルのデザインをそのままに、内部のアップデートを行ったマイナーアップデートモデルになっているが、見た目がほとんど変わらないためか、ユーザーからは「新型になって何が変わったの?」という声も挙がっている。

そのため、当記事では「Surface Pro 6」は前モデルの「Surface Pro 5」から何が変更されたのかを詳細にお伝えする。前モデルとの比較がメインだが、変更点も少ないため「Surface Pro 6」の特徴も含めて紹介していくので、新型モデルの購入を検討している方は是非参考にしてみていただきたい。

スペック比較表

  Surface Pro 6 Surface Pro 5
搭載ソフトウェア Windows 10 Home Windows 10 Pro
ディスプレイ 12.3インチ
解像度:2,736 x 1,824 (267ppi)
プロセッサ Intel 第8世代 Core i5 / i7 Intel 第7世代 Core m3 / i5 / i7
メモリ 8GB / 16GB 4GB / 8GB / 16GB
グラフィック i5:Intel UHD Graphics 620
i7:Intel UHD Graphics 620
m3:Intel HD Graphics 615
i5:Intel HD Graphics 620
i7:Intel Iris Plus Graphics 640
ストレージ容量 SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB
外部ポート USB 3.0 (USB-A)
3.5mmヘッドフォンジャック
Mini DisplayPort
Surface Connectポート
Surface Type Coverポート
MicroSDXCカードリーダー
バッテリー持続時間 約13.5時間
通信 Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
カメラ フロントカメラ:5MP
リアカメラ:8MP
スピーカー 1.6Wステレオスピーカー
センサー 光センサー
加速度計
ジャイロスコープ
サイズ 11.5インチ x 7.9インチ x 0.33インチ
(292 mm x 201 mm x 8.5 mm)
重量 i5:775g
i7:792g
m3:768g
i5:770g
i7:784g
カラー ブラック / プラチナ プラチナ

本体デザインは前モデルから変わらず

まずは気になる本体デザインについてだが、残念ながら(?)「Surface Pro 6」は「Surface Pro 5」からデザインはほぼ変わっていない。

「Surface Pro 6」は2-in-1スタイルのラップトップPC。専用キーボードを装着し、背面のキックスタンドを立てることでラップトップ端末として使用できるほか、キーボードを取り外すことでタブレットとして活用することができる。

キックスタンドは最大角度165度まで開くことができ、「スタジオモード」という画面を寝かせるような状態で作業することも。

画面には12.3インチのPixelSenseディスプレイ(画面解像度2,736 x 1,824/267ppi)が採用。10点マルチタッチ検知に対応するなど、こちらも従来から変更点はなし。

背面カメラも8メガオートフォーカスHDカメラになっており、性能やカメラ位置についても変更はない。

デザインについては全く変化がない「Surface Pro 6」だが、唯一違いがあるとすれば新色モデル「ブラック」が追加されたこと。この新色はマット仕上げになっており、これまでとは一風変わったSurfaceを楽しむことができる。ちなみに、Surface Proシリーズが黒系のカラーを採用したのは今回が初めて。

性能は最大67%向上

「Surface Pro 6」の真髄は処理性能の向上にあり。Microsoftによると、内部の熱処理機構の改善と、Intelの第8世代クアッドコアプロセッサの搭載によって、最大67%の性能強化ができたとのこと。

普通の作業であれば前モデルでも十分な性能だったが、新型モデルで性能が強化されたことによって、さらにストレスフリーな環境を手に入れることができるだろう。

バッテリー持ちも13.5時間と前モデルから変わりないが、処理能力が向上していることを考えると、プロセッサの省電力化も一役買っているとみられる。

そういえば、「Surface Pro 5」にはIntel Core m3モデルが用意されていたが、「Surface Pro 6」の場合は「i5/i7」モデルの2種類だけがラインナップされている。また、メモリ(RAM)も最少容量は4GBから8GBに変更になっているが、最大容量は16GBとこちらも変わりなしだ。

ストレージ容量は128GB/256GB/512GB/1TB(SSD)から選ぶことができる。

USB-Cポートは依然として搭載されず

「Surface Pro 6」では、本体デザインの変更よりもUSB-Cポートの搭載が待ち望まれていた。最近のラップトップ端末の多くはUSB-Cポートを搭載しているため、「Surface Pro 6には流石にUSB-Cが載るだろ~」という声があったが、いざ蓋を開けてみると搭載されていたのは従来型ポート。

  • USB 3.0 (USB-A)
  • 3.5mmヘッドフォンジャック
  • Mini DisplayPort
  • Surface Connectポート
  • Surface Type Coverポート
  • MicroSDXCカードリーダー

これには海外のユーザーもガッカリ、というよりも驚愕。まさか2018年に発売するラップトップなのにUSB-Cが搭載されていないなんて、といった具合。まだUSB-Cポートを搭載していない端末などごまんとあるので驚きはしなかったが、それでも時代遅れ感は否めない。この辺りは、次期モデルで期待するしかなさそうだ。

ちなみに、USB-Cポートが導入されなかったこともあり、USB-AポートやMini Displayポートは引き続き使えるため、旧モデルから買い替えの場合は今までのアクセサリをそのまま流用できる。

価格

「Surface Pro 6」の価格は129,384円(税込136,944円)から。前モデルの価格が「Intel Core m3」モデルが114,800円、「Intel Core i5」モデルが126,800円(税別)だったことを考えると、やや価格が上がっている。

発売は2018年10月16日で、本日から予約注文をすることが可能だ。注文はMicrosoft公式サイトからどうぞ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。