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TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5 レビュー | スライドスイッチ搭載の7 in 1 USBドッキングステーション

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今月15日、フォーカルポイントは新型ドッキングステーション 「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」 を発表。本製品のクラウドファンディングを開始した。

今回、筆者は 「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」 の発表にあわせて、本製品を試用する機会をいただいた。当記事で、「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」 が一体どんな製品・仕様なのか、実体験をもとにレビュー記事としてをお伝えしようと思う。

なお、今回貸与していただいたものは最終仕様ではなく動作サンプルだが、気になる方は是非ご一読いただきたい。

7 in 1 USBドッキングステーション 「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」

「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」 は、MacBookなどで使用すると便利な、7 in 1 USBドッキングステーション。USB-Cポートが搭載されたデバイスに接続することで、最大7個のポートを拡張できるUSBハブだ。本体サイズは約127mm x 41.7mm x 14mm、重量は約64g。iPhoneの半分以下のサイズ感であるため、持ち運びも簡単だ。

搭載ポートの数を “最大7個” とした理由は、とあるギミックで7in1と6in1のUSBハブにそれぞれ変身させることができるからだ。

本デバイスにはUSB-Cコネクタが2本搭載されているが、このうちの1本はスライドスイッチで出したり引っ込めたりできる。USB-Cコネクタを1本にしたとき(シングルコネクトモード)は6in1、2本にしたとき(デュアルコネクトモード)は7in1ドッキングステーションとして利用できる。

デュアルコネクトモードは、主にMacBook Pro / MacBook Airでの利用を想定したものになる。2つのUSB-Cコネクタにピッタリ合うように作られていて、相性はとても良い。

今回検証機として13インチMacBook Pro(M1, 2020)を使用したが、MacBook Air(M1, 2020)はもちろん、それ以前のモデル(2016〜)でも利用できるので、旧モデルを利用している方でも安心だ。

拡張できるポートは以下。

  • USB-C (Thunderbolt/USB 4, 転送最大40Gbps, 転送最大100W PD)※1
  • USB-C (USB 3.2 Gen 1 , 最大90W PD3.0, 転送最大5Gbps)
  • USB-A (USB 3.2 Gen 1, 転送最大5Gbps)x2※2
  • HDMI (4K – 3840×2160@30Hz, HDR10サポート)
  • SDカード(最大2TB, SD3.0 UHS-1, 最大104MB/s, 書き込み禁止スイッチ対応)

※1 デュアルコネクトモードのみ利用可能
※2 Apple Super Driveの使用は不可

上記表を見ればお分かりいただけるように、本製品を利用することでMacBookに必要なポートのほとんどを拡張することが可能だ。

しかも、ケーブルなしで接続できることも魅力。新幹線や飛行機など作業環境が限られるシチュエーションにおいても本領を発揮するだろう。

個人的に気に入っているのはHDMIポートの配置場所。MacBookに接続したときHDMIポートがちゃんと奥向きに接続できるようになっているため、画面出力時にHDMIケーブルが邪魔をしないのも魅力となる。

MacBook以外のデバイスと接続する際は、前述のとおりスライドスイッチでUSB-Cを引っ込めることで接続できるようになる。試しにiPad Pro(M1, 2021)に接続してみたが、正常に認識していることが確認できた。ただ本製品はMacBookにピッタリサイズで作られていることもあって、iPadで使うにはやや厚め。

なお、スライドスイッチは簡易的なストッパーがついていて簡単に外れない仕様になっているので、Macで外付けストレージを間違って抜いてしまうと表示される  「ディスクの不正な取り出し」 のエラーを見ることはないはず。

転送速度はUSB-Cポートの場合は最大5Gbpsで高速。MacBookでは、対応デバイスがあればパススルー対応のUSB-C(Thunderbolt/USB 4)ポートを利用することで、さらに高速な最大40Gbpsのデータ転送が可能。

Thunderbolt/USB 4はまだまだ対応デバイスが少ないこともあり、最大40Gbpsのデータ転送を検証することはできなかったのだが、少なくとも筆者が所有するOWC Mercury Elite Pro Dual with 3-Port Hubでは高速データ転送ができていることが確認できた。

また筆者にとって地味に嬉しかったのはSDカードスロットが、書き込み禁止スイッチに対応していること。書き込み禁止スイッチとはSDカードの横についている書き込みを禁止する物理的なスイッチのことだが、意外とこのスイッチに対応したUSBハブは少なかったりする。

筆者は仕事上、未公開情報などを取り扱う機会が多いこともあり、他社からデータを(物理的に)渡してもらう際などには、のちのトラブル防止のため、たまに書き込み禁止スイッチを利用することがある。あまり利用する機会は少ない機能かもしれないが、大事なデータを取り扱うユーザーにとって安心仕様であることはしっかりとお伝えしておきたい。

なお、今回は動作サンプルでのレビューということもあり、一部機能 (電源供給など) の動作が不安定であることが確認されたが、それらは正式リリース時には正常動作するよう努めて開発しているとのことだ。

TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB5」 は現在GREEN FUNDINGでクラウドファンディングが実施されている。価格は5,555円(税込)〜で、USB-C to Lightningケーブルセットで6,555円(税込)〜、2021年10月以降の配送を予定している。

カラーラインナップはスペースグレイ、シルバーの2色。ぜひご自身のMacBookのカラーに合わせたものをお選びいただきたい。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。