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Twitter、他SNSへの誘導リンクを付与した無料ツイートを禁止へ。違反者はアカウントやコンテンツの削除など

Twitterを利用して他SNSへの誘導を行っているユーザーは今後注意が必要だ。

現地時間19日、米Twitterは有料プロモーションツイートをのぞくツイート (通常の投稿) において、他社のソーシャルプラットフォームへの誘導リンクを含めたツイートを行うことを禁止すると発表した。

Twitterは現地時間19日に 「Promotion of alternative social platforms policy (他ソーシャルプラットフォームのプロモに関するポリシー)」 という記事を公開し、ユーザーに対して他SNSプラットフォームヘの誘導に関する注意喚起を行なっている。

私たちは、多くのユーザーが他のソーシャルメディアプラットフォームで活動していることを認識しています。しかし、今後はTwitter上で特定のソーシャルメディアプラットフォームの無料プロモーションを許可しないことにします。

具体的には、他のソーシャルプラットフォームのプロモーションのみを目的として作成されたアカウントや、以下のプラットフォームへのリンクやユーザー名を含むコンテンツを削除します。Facebook、Instagram、Mastodon、Truth Social、Tribel、Nostr、Postの各プラットフォームへのリンクやユーザー名を含むコンテンツは、削除されます。

私たちは、あらゆるソーシャルメディアプラットフォームからのコンテンツのクロスポストを許可しています。上記に記載されていないソーシャルメディアへのリンクやユーザー名の投稿も、このポリシーに違反するものではありません。

対象となるのは、Facebook、Instagram、Mastodon、Truth Social、Tribel、Post、Nostr
linktr.ee、lnk.bioなど。誘導リンクを投稿することだけでなく、URLを掲載せず他SNSプラットフォームで使っているハンドルネームを掲載することも禁止するとのこと。

もし違反した場合は、Twitter上でこれらの誘導を行っているツイートが削除されたり、場合によってはアカウントを一時停止することがあるとのこと。2度目の違反の場合は永久停止となるという。また、他SNSプラットフォームヘの誘導を目的としたアカウントと判断された場合にはアカウントそのものが停止されることもあるとのこと。

たとえば、「インスタグラムで@ユーザー名をフォローする」 「Facebookで私のプロフィールをチェック」 などのツイートは禁止対象となる。また、アクセスするユーザーに応じて表示する内容を変えるURLクローキングや、「instagram ドット com/XXX (username)」 のように外部リンクの作成を避ける行為も禁止対象に含まれる。

なお、YouTubeやGithubなどSNSプラットフォームではないものは対象には含まれていないが、自身が持つ他SNSプラットフォームを紹介したり、他人や企業が他SNSプラットフォームで展開するアカウントを紹介するなど、普段何気なく行なっている行動が違反行為に繋がる可能性があるため注意が必要だ。

一方で、他SNSプラットフォームからTwitterへの誘導については違反対象にはならない。また、Twitterプロモツイートを利用した投稿の場合にはポリシー違反とはならず、禁止されるのは無料ツイートのみとなる。

追記: Twitterは、上記発表内容が世界的に批判を受けているのを受けて、日本時間19日午前11時過ぎに当該ツイートおよびサポートページを削除した。ただし、これが事実上の方針撤回なのかは不明。当サイトでは、続報がはいり次第改めてお伝えする。

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