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「USB4 Version 2.0」 が発表。最大80Gbpsのデータ転送に対応、詳細は11月に発表へ

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(画像:Apple)

現地時間9月1日、USB推進団体であるUSB Promoter Groupは、次世代USBアーキテクチャとなる 「USB4 Version 2.0」 の仕様を発表した。

「USB4 Version 2.0」 は、メジャーアップデートに相当する仕様になるとし、従来のUSB4の2倍に相当する最大80Gbpsのデータ転送を可能にするとのこと。また、データ転送の高速化に伴い、「Type-C」 のコネクタ仕様や、電力供給の仕様についてもアップデートが行われる。

「USB4 Version 2.0」 には物理レイヤーアーキテクチャが採用された関係で、新たに定義された80GbpsのUSB Type-Cアクティブケーブルおよび従来の40GbpsのUSB Type-Cパッシブケーブルにおいて最大80Gbpsのデータ転送が可能になる。

また、表示プロトコルも刷新され、20GbpsのUSB 3.2データトンネリングが可能となり、DisplayPortやPCI Expressの最新仕様に準拠するようバンド幅も拡張される。

なお、既存のUSB4、USB 3.2、USB 2.0、Thunderbolt 3との下位互換性は維持する。

▼ 「USB4 Version 2.0」 の特徴

  • 80GbpsのUSB Type-Cアクティブケーブルおよび従来の40GbpsのUSB Type-Cパッシブケーブルにおいて最大80Gbpsのデータ転送が可能
  • プロトコルも刷新され、20GbpsのUSB 3.2データトンネリングが可能となり、DisplayPortやPCI Expressの最新仕様に準拠するようバンド幅も拡張
  • 既存のUSB4、USB 3.2、USB 2.0、Thunderbolt 3との下位互換性は維持

「USB4 Version 2.0」 に関する詳細は、2022年11月に開催される開発者向けイベント 「USB DevDays」 を前に発表するとのこと。

従来のUSB4に関する呼称変更が行われない限り、「USB4 Version 2.0」 と言及されない限り「USB4」 は従来のUSB4を指すことになり、USBの呼称がさらに複雑化することになってしまうが、読者の方にはぜひこのあたりご注意いただきたい。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。