当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

運転免許証をiPhoneで提示できるように!? イギリスの運転免許庁が「ウォレット」アプリでテスト中

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

driverlicenseapp

車を運転する人はもちろんだが、普段車を運転しなくても身分証明証として使うために持ち歩いている人が多い運転免許証。皆さんは運転免許証をどのように管理しているだろうか。

僕は車を運転する機会がとても多いので、いつも財布に入れて持ち歩いているのだが、身分証としか使う機会が少ない免許証を、iPhoneで管理できたらいいなと感じていた。

でも正直、免許証をiPhoneで管理できるようになるのはまだまだ先の話だろうなと思っていたのだが、割と近い未来でそれが現実になるかもしれない!

イギリスの運転免許庁が、iPhoneの「Wallet」アプリで運転免許証を管理できるように開発を行っていることが明らかになったのだ!

いよいよ財布を持ち歩かなくてもいい時代がやってくる?

9to5Macは、イギリスの運転免許庁(Driver Vehicle Licensing Agency)のCEOであるOliver Morley(@omorley1)氏が、iPhoneの「Wallet」アプリで運転免許証を提示できるように開発を行っていることを明かし、Twitter上でそのプロトタイプを公開していることを伝えている。

walletapp-ios

「Wallet」アプリは「iPad」以外のiOS端末に搭載されている標準アプリで、飛行機の搭乗券やレストランのクーポン券などを管理できるアプリ。もともと「Passbook」アプリとして提供されていたが、「iOS 9」から「Wallet」に名前が変更されている。

今のところ「Apple Pay」も使えず、また飛行機に頻繁に乗る文化がない日本ではあまり使う機会が少ないアプリでしかないのだが、イギリスの運転免許庁はこのアプリで免許証の提示や管理ができるようにすることを考えているのかもしれない。

実際にプロトタイプを見てみると、免許証自体をスキャンしたようなカードが表示されていて、名前や生年月日、顔写真や免許の取得日などが掲載されていることが分かる。

すべてのスマホユーザーがiPhoneを持っているわけでもないし、また国民全員がスマホを持っているわけではないので、カードタイプの免許証自体がなくなるわけではないとは思うが、iPhoneに免許証を入れておきさえすれば、提示を求められた際に、わざわざ財布から免許証を取り出さなくても良くなるのは間違いなく便利だ。

さらに、もし家に免許証を忘れてしまったとしてもiPhoneがあれば提示できるので、「免許不携帯」にならない(かもしれない)のも地味に嬉しいところ。

あくまで今回はプロトタイプが公開されただけで実際に導入されるかどうかは分からないが、これだけスマホが世に普及していることを考えると、このような仕組みが導入されるのはむしろ合理的だ。

イギリスで採用されても日本で利用できるようになるかどうかは謎だが、個人的にはスマホさえあれば何でもできるような世の中になってくれたらな、と思っている。「FeliCa」や「Suica」とかも「Wallet」アプリで利用できるようになってくれたらなぁ。

[ via 9to5Mac ]

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、FaceTime、GarageBand、HomePod、iMovie、iPad、iPhone、iPhoto、iSight、iTunes、Retinaは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※App Store、AppleCare、iCloudは、Apple Inc.のサービスマークです。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。