Windows 11はすべてのMacで利用不可。システム要件を満たさずBoot Campでも利用できない
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先日発表されたMicrosoftの次世代OS 「Windows 11」 は、すべてのMacで利用できない、と米メディア9to5Macが伝えている。Apple Siliconを搭載したMacはもちろん、Intelプロセッサを搭載したMacでも動作させることができない。
Windows 11は全てのMacで動作不可
「Windows 11」 がMacで利用できない理由は、システム要件のひとつに 「TPM 2.0」 への対応が加わっているからだ。
そのほかのシステム要件 (1GHz以上で2コア以上の64ビットプロセッサもしくはシステムオンチップ、4GB以上のRAM、64GB以上のストレージ、Secure Bootを有効化したUEFI、DirectX 12以降に互換性のあるWDDM 2.0 driver、9インチ以上かつ720p以上の解像度を持つ画面) については数年内に発売したMacであれば満たしている。
しかし、このTPM 2.0については2018年〜2019年に発売したIntel搭載モデルであれば内蔵されているものの、Appleが同規格をサポートしていないことから、「Windows 11」 を利用することができないというわけだ。
TPM 2.0内蔵のCPUが搭載されたMac
- MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
- MacBook Air (13-inch, 2017)
- MacBook Pro (15-inch, 2016)
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 ports)
- Mac mini (2018)
- iMac Pro (2017)
- iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)
- iMac (Retina 4K, 21.5-inch, 2017)
- iMac (21.5-inch, 2017)
- Mac Pro (2019)
理論上は、Appleが 「TPM 2.0」 をサポートすることは可能なわけだが、AppleはIntelプロセッサからApple Siliconへの移行を進めている最中であることから、今後同規格をサポートする可能性は非常に低い。またApple Silicon搭載Macは、そもそもWindowsをサポートしていない。
つまり、すべてのMacが 「Windows 11」 を利用できないというわけになる。
9to5Macによると、Intelプロセッサを搭載したMacで、Windows 11の動作チェックアプリを実行すると、「この PC では Windows 11 を実行できません」 と表示されてしまうとのこと。これを踏まえて同メディアは仮想マシンが対応することに期待するほかない、と伝えている。
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