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Xbox Game Passが国内提供開始、ファーストインプレッションをお届け

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4月14日、日本マイクロソフトはXbox One / Windows PC向け定額制ゲーム配信サービス 「Xbox Game Pass」 の国内提供を開始した。

「Xbox Game Pass」 は100以上のXbox One / Windows PC向けタイトルが比較的お手頃価格で遊べることもあり、以前から国内上陸に大きな期待を寄せていたユーザーも多いのではないだろうか。筆者も実はそのひとりだった。

「Xbox Game Pass」 は同日から利用可能になっているが、今回、本サービスの提供にともない日本マイクロソフトから当サイト宛に 「Xbox Game Pass」 の試遊パスが届けられた。この試遊パスを使ってひと足早く 「Xbox Game Pass」 を体験できたため、ファーストインプレッションをお届けしたいと思う。

これから 「Xbox Game Pass」 を利用したいと考えている方はもちろん、「Xbox Game Pass」 とはどんなサービスか気になっている方の参考になればと思う。

Xbox Game Passとは?

そもそも 「Xbox Game Pass」 とはどんなサービスなのか。

「Xbox Game Pass」 は、XboxおよびWindows PC向けタイトルを定額で遊べるサブスクリプションサービス。同サービスに加入することで100以上の作品を好きなだけプレイすることが可能だ。

すでに海外の一部地域で提供が開始されていたが、満を持して日本国内での提供が4月14日から開始された。

プラン 価格 (1ヶ月/税込)
Xbox Game Pass Ultimate
(PC, Xbox に加えてXbox Live Gold)
1,100円
Xbox Game Pass for Console
(Xbox 向け)
850円
Xbox Game Pass for PC (Beta)
(PC 向け、ベータ版)
425円

「Xbox Game Pass」 はXbox One向けとWindows PC向けの2種類が用意されており、Xbox One向けは月額850円(税込)、Windows PC向けはベータ版として月額425円(税込)で提供される。さらにXbox One / Windows PC向けサービスの両方を楽しめるだけでなく、Xbox Live Goldも利用できる全部入りパッケージ 「Xbox Game Pass Ultimate」 も月額1,100円で提供される。「Xbox Game Pass Ultimate」 に関しては初月100円で利用できるキャンペーンも展開される。

ちなみに、「Xbox Game Pass Ultimate」 に加入する際にXbox Live Goldの残りの加入期間がある場合は、初月100円のキャンペーン料金を支払うことで、残存加入期間(最大36ヶ月まで) をすべて 「Xbox Game Pass Ultimate」 にアップグレードすることが可能だ。つまり、「Xbox Game Pass Ultimate」 に加入するのであればXbox Live Goldを契約した方がお得ということになる。もし可能であれば36ヶ月先まで契約すると最もお得だろう。

「Xbox Game Pass」 で配信を予定している作品は以下のとおり (当記事掲載時点4/16) 。Xboxの人気タイトルやインディータイトル、懐かしの名作など100以上のタイトルが配信予定。

• Xboxの人気タイトル作: 「Halo」シリーズ、「Gears」シリーズ、『Minecraft』や「Ori」シリーズなどを網羅。

• 日本のクリエイターたちの名作タイトル:
  • デビルメイクライ5 (Xbox Game Pass for Console)
  • NieR:Automata BECOME AS GODS Edition (Xbox Game Pass for Console)
  • 鉄拳7 (Xbox Game Pass for Console)
  • Yakuza 0 (Xbox Game Pass for Console, Xbox Game Pass for PC (Beta))
  • デッドライジング4 (Xbox Game Pass for Console, Xbox Game Pass for PC (Beta))

海外の大型タイトル:
  • NBA 2K20 (Xbox Game Pass for Console)
  • ウィッチャー3 (Xbox Game Pass for Console)
  • Dishonored 2 (Xbox Game Pass for Console)
  • DOOM (Xbox Game Pass for Console)
  • シャドウ・オブ・ウォー (Xbox Game Pass for Console)
  • アウター・ワールド (Xbox Game Pass for Console, Xbox Game Pass for PC (Beta))

世界中のインディータイトル:
  • Untitled Goose Game 〜 いたずらガチョウがやって来た!〜 (Xbox Game Pass for Console)
  • ロケットリーグ (Xbox Game Pass for Console)
  • Hollow Knight (ホロウナイト) (Xbox Game Pass for Console, Xbox Game Pass for PC (Beta))
  • ARK: Survival Evolved (Xbox Game Pass for Console, Xbox Game Pass for PC (Beta))

なつかしの名作タイトル:
  • バンジョーとカズーイ (Xbox Game Pass for Console)
  • NINJA GAIDEN 2 (Xbox Game Pass for Console)
  • パンツァードラグーン オルタ (Xbox Game Pass for Console)
  • メタルスラッグX (Xbox Game Pass for Console, Xbox Game Pass for PC (Beta))
  • アルバスティア戦記 (Xbox Game Pass for Console, Xbox Game Pass for PC (Beta))

Xbox Game Passでさっそく遊んでみた

起動画面右下に 「GAME PASS」 の文字が表示

サービス提供が開始された 「Xbox Game Pass」 をさっそく遊んでみた。

まずはXbox One Sで 「Xbox Game Pass」 で配信されている『Forza Horizon 4』をプレイ。

Xbox Oneの 「Xbox Game Pass」 の項目で本サービスへの加入を済ませ、各ソフトのダウンロードを開始。ダウンロードが完了したらあとは好きなだけ遊ぶことが可能になる。

『Forza Horizon 4』は63GBの大容量のソフトだが、その40%をダウンロードできれば序盤のプレイは可能なため、即時ではないが実際にプレイをはじめるには1時間とかからなかった。ダウンロード&プレイまでの手順はダウンロード版ソフトの購入とほとんど変わらないため、Xbox Oneの操作に慣れているなら特に困ることはないだろう。

当然ながら『Forza Horizon 4』の美麗な映像は単体購入版とまったく同じ。有料ソフトを個別に買う必要がないと考えると 「これはかなりお得なのでは…」 と考えるように。「Xbox Game Pass」 のお得さは海外リリースの段階で十分理解していたつもりだったが、そのお得感は想像以上だった。

そのほか、『Forza Horizon 4』だけでなく『ウィッチャー3』『Halo 5:Guardians』といった筆者がまだプレイしたことのない作品をバンバンダウンロードしてみた。Xbox、PC合わせて100作品以上あるので、時間があるときにもっとじっくり遊んでみようと思う。

Xbox Game Passを導入するメリットは?

実際に 「Xbox Game Pass」 を使ってみて筆者が感じた本サービスのメリット。それはやはりコストの安さだ。

 「Xbox Game Pass」 の利用料は前述したとおりで、Xbox Live Goldに加入しているユーザーは最大36ヶ月まで100円、Xbox Live Gold未加入のユーザーは450〜1,100円(月額)でWindows PC・Xbox One向けのゲームが遊び放題になる。

ひとりのゲーマーが1年間にゲームにかける金額は異なるとは思うが、年間最大13,200円で100本のゲームを購入できると聞いて高額に感じる人はかなり少ないのではないだろうか。

しかも配信タイトルはAAA級のものも含まれる。Xbox・Windows PCで実質独占販売されているマイクロソフトの人気作品『Halo』『Gears』シリーズも多数配信されているため、少なくともこれからマイクロソフトのゲームを遊びたいと考えていた人にとってはコストの大幅削減も可能だろう。

また、 「Xbox Game Pass」 にはXbox Game Studiosが制作したタイトルについては原則として発売日からプレイ可能というメリットもある。

たとえば今後登場する『Gears Tactics』や『Microsoft Flight Simulator』はXbox Game Pass for PC (Beta) で、『Minecraft Dungeons』は Xbox Game Pass for Console とXbox Game Pass for PC (Beta) の両方で発売日にプレイできるという。 「Xbox Game Pass」 を利用すればソフトを購入するよりも安い費用でプレイすることも可能だ。

配信タイトルは入れ替えや追加が行われる予定となっている。現在のラインナップがすべてではなく、今後の配信タイトルの追加によって遊べる作品の幅は広がることになる。もちろん、入れ替えによって  「Xbox Game Pass」 の対象から外れてしまう作品も出てくるが、ポジティブに考えれば配信期間がある程度決まっていた方がゲームプレイが捗るというもの。積極的に 「Xbox Game Pass」 の配信作品をプレイするモチベーションにもつながるかもしれない。

「Xbox Game Pass」 はまだ提供開始されたばかりだが、(筆者にとっては) 現時点でも十分魅力的なサービスに感じた。これから休日など時間があるときを見つけて、「Xbox Game Pass」 で配信されているタイトルを遊び尽くしたいと思う。

最低目標としては『Halo』『Gears』シリーズ全作の年内完走。もちろん、2020年ホリデーシーズンに配信予定の『Halo Infinite』も 「Xbox Game Pass」 で遊ばせてもらおうと思っている。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。